2026年6月27日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2026
「ラリーのごとく〜日中“ピンポン外交”記〜」

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テレメンタリー2026
ラリーのごとく〜日中“ピンポン外交”記〜

第31回世界卓球選手権では、中国の選手がアメリカの選手と握手を交わしたことがきっかけで敵対していた中国とアメリカが急接近した。ピンポン外交と呼ばれた。その舞台を作った日本。日本と中国は数々の駆け引きを経て友好国に。あれから54年、日中関係が冷え込む今だからこそつながり続けようとする人々を紹介。羽佳卓球クラブは4歳から80歳まで、200人が所属している。代表の羽佳純子さんは元々中国の代表選手だったが実業団に入るために来日し、1998年に日本国籍を取得した。日本代表として世界選手権で銅メダルを獲得したことも。今は国籍に関係なく卓球で繋がる人の輪をひろげようとしている。

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世界卓球選手権(1971年)名古屋市(愛知)羽佳卓球クラブ西東京市(東京)

第三回茅台杯日中国際交流卓球大会が開催したが羽佳さんの発案で2018年からスタートした。一昨年は日本や中国などから800人が参加。トップレベルでなくても海外選手と競う場を作るのが目的。開催時期は毎年4月。かつてのピンポン外交にあやかった。1971年に名古屋で行われた世界卓球選手権で中国に参加したことがピンポン外交のきっかけ。当時日本と中国に国交はなく、中国は文化大革命の影響で国際試合から遠ざかっていた。しかしそれを強く願ったのは日本卓球協会の後藤こう二会長。世界選手権を3連覇した荘則棟選手も出場した。中国チームのバスに間違えて乗り込んだアメリカの選手に荘則棟選手が声をかけて交流が生まれた。それによりアメリカ選手団が中国をみてみたいと申し出て米中の和解につながった。それが名古屋の卓球の舞台だった。

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中国チームの動向は注目を集め、中国ブームが巻き起こった。交流大会に招かれた松崎さんは卓球と政治の関係を間近で見てきた。元卓球の日本代表で、1959年以降に何度も世界を制した選手だった。優勝が期待された1961年で世界卓球北京大会の出来事では松崎さんはハンガリーの選手に負けて、潔く相手を称えたが、その松崎さんの態度に周恩来は中国選手は学ぶ必要があると言われたという。そこで1962年から65年にかけて日中の代表が両国を行き来して、親善試合をした。1971年のピンポン外交で中国はアメリカだけでなく日本とも接近をはかっていた。名古屋に派遣した選手団の中に外務省の幹部も参加。王暁雲アジア局次長の姿が。王暁雲アジア局次長は大会中に席を離れ政財界の要人と会っていたという。

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三豊市(香川)中華人民共和国外交部周恩来新宿区(東京)日中交歓卓球大会朝日新聞社毛沢東王暁雲第26回世界卓球選手権

翌年の自民党総裁選で台湾を支持していた佐藤栄作内閣に変わり、田中角栄内閣が発足。3つの派閥のリーダーが指揮した。田中内閣発足後の2週間後に大平外務大臣の秘書官の森田一の自宅に電話が。訪中しないかとの誘いがあり三日三晩考えた田中総理は訪中を決断し、4日間に及ぶ交渉の末に日中国交正常化が実現した。羽佳さんが日本で暮らし始めて34年が経過。日中関係が良い時も悪い時も卓球を通じた交流に力を入れてきた。北京で卓球の交流試合が会った時の記念写真には荘則棟選手に松崎さんの姿も。中国の代表選手だった羽佳さんの母の姿、当時6歳だった羽佳さんの姿が。父親の李世銘さんは娘に、昔の事を思い出してほしいと写真を渡したが、日中友好活動に参加し、日本でもその活動に参加してほしいと願っていたという。羽佳さんと松崎さんはこの頃から家族ぐるみの交流があったという。

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高市総理の発言以降、日中関係の冷え込みで様々な交流が止まった。4月に予定していた日中国際交流大会でもこれまでメインスポンサーだった中国企業から今回は協力が難しいと連絡が。中国からの参加希望者は前回の半分程度に。2月中旬に羽佳さんはANAの社長の井上慎一さんの元を訪れた。2代目の元全日空社長の岡崎嘉平太は日中国交正常化に尽力し中国との貿易の突破口に。ANAは卓球の日本代表チームを支援するなど卓球の振興に力を入れている。4月の卓球のイベントでは参加人数は減ったが交流会がスタート。松崎さんも到着し、中国大使館からは祝電が届き、開催を祝福。中国やマレーシアの選手ら5カ国が参加し、異なる国の同じレベルの選手が対戦できるようにトーナメントが行われた。

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(エンディング)
エンディング

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