2024年6月24日放送 0:00 - 0:20 NHK総合

ドキュメント20min.
93歳の新聞記者

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

93歳の新聞記者

93歳の新聞記者・友子さんは娘と中野区のローカル新聞「週刊とうきょう」を月2回2000部発行している。取材から執筆、構成、ときには配達までこなす。

キーワード
中野区(東京)週刊とうきょう
93歳の新聞記者
5月12日 取材

5月12日に友子さんは家から40分かけて体育館を訪れ、柔道大会を取材した。写真を撮りながら気になったことは逐一メモをした。藤枝市に生まれた友子さんは本が読むことが好きな子どもだった。10歳のときに太平洋戦争が開戦。大人が見聞きした情報から日本のを勝利を信じていたといい、友子さんは言われたことしか耳に入らないから報道は怖いと語った。

キーワード
中野区(東京)藤枝市(静岡)週刊とうきょう
5月15日 執筆

5月15日、友子さんは記事の執筆に取り掛かった。淡々と短い文章でなるべく公平に事実を書くようにしていると語った。

5月19日 慰霊祭の取材

5月19日には慰霊祭を取材し、ウクライナの演奏家が避難しているのを知った。友子さんは19歳で静岡の会社に就職した頃に短歌に心を奪われ、短歌の会が開かれていた中野に通い詰めた。そこでローカル新聞の記者をしていた啓権さんを紹介され、やがて結婚した。ある会社に集金に行ったとき「俺の悪口を書いてお前の会社は何だ」と社長に怒られたことがあった。夫に相談すると「筆1本で人を殺しも生かしもできる」と言われた。友子さんは人の悪口だけは書きたくないと考えたと話した。50年前に夫は独立して2人は週刊とうきょうを立ち上げ、友子さんも記者になった。1982年に夫が急死したが、友子さんは1人で新聞を続けていくことにした。

キーワード
ウクライナ中野区(東京)涌井啓権週刊とうきょう静岡県
5月21日 校正

次女の久美子さんと2人で紙面を作っているが、校正は友子さんの仕事。誤字脱字、誤解される表現がないか確認していく。1回出すごとに校正は4回行い、4回目は娘と読み合わせをする。

5月24日 印刷

5月24日、友子さんはもう一度自分で読み直し最終確認をして印刷。柔道大会や慰霊祭についての記事などが掲載された。友子さんはこれからAIなどITがメディアに代わる時代が来るのかもしれない、そういうときに一体何が生き残れるのかと語った。

キーワード
ウクライナ週刊とうきょう
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

次回予告。

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