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2月7日から撮影スタート。屋台を経営するのは2人の兄弟。父親から後を継いでやっているという。48年間ずっとこの場所で店を出してきたという。しばらくすると一人目のお客さんがやってきた。店のメニューはホットコーヒーだけで、父親からの味をずっと守っているという。他にも5年前から週1ペースで通うIT関連会社で働く男性や、都内で病院を経営する医師などが訪れた。
夜遅くになるとさらに気温が下がった。店には一人で物思いに耽る男性が訪れた。男性は26歳で2児の父親で田舎暮らしを夢見ているという。他にも老人ホームに勤務する男性が訪れた。男性は結婚を考えていた彼女にフラれてしまったという。男性が帰った後に店は片付けを行いこの日の営業は終了した。
2月8日。午前中に屋台置き場を訪れると兄が掃除を行っていた。そこで話を聞くと、兄は以前は老舗の割烹料理屋で働いており、父の死をきっかけに弟と店をやるようになったという。午後になると店の開店準備を行った。開店前に店を訪れて世間話をする男性もいる。男性はアイドルファンでライブによく行ったりするという。そして夜になるとランプが灯されて常連客がいつものように集まった。最近では若い世代の客も増えてきているという。
閉店30分前に1組の男女が席についた。男性は父や母が店を訪れていたので、その流れで店を訪れるようになったという。男女は元は店の常連同士だったが、顔を合わせるうちに仲良くなって5年前に結婚したという。ただ最近は仕事で疲れてしまってなかなか店を訪れる機会がなかったという。
2月9日。この日は強い北風が吹いていた。屋台にとって風と雨は天敵だ。そのためこの日は営業できるかどうか微妙だという。そしてこの日は風が強いということで営業中止という判断をした。
2月10日。天気に翻弄されてきた48年。この日もこの場所に店を出す。ただ市民会館を壊してこの道がなくなるということで、2年そこそこでここではできなくなってしまうという。この日最初のお客さんはライブが好きな男性だった。他にも横浜から移住して農業を営む女性などが店を訪れた。
エンディング映像。
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