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オープニング映像。
「から風呂」と呼ばれる石を火で熱した古くから伝わる熱風呂。その体験者を取材。
香川県さぬき市、街の中心部から車で20分ほど離れたところにある熱風呂「から風呂」。1人700円。部屋の向かいには休憩所がある。服は着たまま、頭まで毛布をかぶって入る。熱から頭を守るため。ふつうのサウナよりもずっと熱い。40年以上通う地元の常連は裸で入る。内部廃止で覆われていて暗く静か。汗だくになりながら出たり入ったり、慣れるとやみつきになるそう。サウナブームもあって県外からの客も増えている。奈良時代の僧・行基が人々の病や労働の疲れを和らげるために作ったのが始まり。
香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。午後3時、係員が内部に薪をくんで火をつけ温め直す。風呂は2つあり、時間差で火を入れる。やってきた男性は43歳の小学校教諭。この店の常連でほかの常連客とも仲良し。炊き上がりの最も熱いころは内部の温度が160℃。入れて1分~2分。ここに通って30年の69歳女性は農家。もともと冷え性で、から風呂に入ると体の調子が良くなるという。閉店は夜9時。
香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。燃料となる薪は家の庭木や廃材。20年ほど前には利用者の減少などで存続の危機に陥るも、70~80代の地元有志が市の委託を受け守り続けている。店主は76歳、跡継ぎは見つかっていない。14時に来たのは地元の女子高生2人組。テスト期間中はここに来て、中で問題を出し合って勉強する。1人は8月からカナダへ留学予定。夢は外交官。もう1人は地元に残るつもり。
香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。常連客で徳島在住の男性はマイ草履を持ってきた。前日は友達と来ていたがこの日は1人。生まれは大阪。両親が2人とも同じ年に病気で亡くなり、徳島のとある家へ身を寄せた。紆余曲折あって今も四国で暮らしている。夕方来ていた男性はここに来るのが初めて。常連客から手引きを教わった。教えていた43歳男性は小学校教諭。10年ほど前、学校の社会科見学でここを訪れたのを機にずっと通い続けている。風呂に入ることのほか、常連客と触れ合うのも楽しいという。
香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。広島から来た男性は船の機関士。各地のサウナを巡っている。サウナに入る意味について「嫌なことがあったらサウナで忘れる」「頭の中にある悪いものまで出る」と話す。初めて来たという金融業の男性3人組は店に来たカナダ人に英語で対応。カナダ人はお遍路の終盤でここに来たという。
香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。閉店が近づく夜8時前。「熱い方」に挑戦する団体客は友人同士。このうち1人は半年前に会社を辞めて独立したばかり。もともと手袋を作る縫製会社に勤めていたが、その中で携わった車椅子用手袋を本格的に作るため独立。不安が絶えない中、ここで吐き出せたという。風呂を出ると「めっちゃ仕事できそう 今から」「やるしかないでしょ」と話した。
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香川県さぬき市の熱風呂「から風呂」で取材。営業前に準備を手伝うのは常連客の小学校教諭。いつか跡を継ぎたい考え。「熱い方」が大好きな常連客は「100%ストレスフリー」と話した。
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