- 出演者
- ユースケ・サンタマリア 新井恵理那 秋元真夏 かみちぃ(ジェラードン) アタック西本(ジェラードン)
今回、取材スタッフは山口と広島の県境に位置する集落へ向かった。迷路のような山道を進んでいると、標高600mに達した。たどり着いた集落で出会った89歳の坂本香澄さんは当番組をよく観ていると明かした。
坂本香澄さんは畑でジャガイモ、チンゲンサイ、ほうれん草などを栽培し、自宅前の花壇にはラッパスイセン、芝桜など7種類の草木を育てていた。収穫した野菜、練り物、溶き卵で昼食を作った。冬場は50cmの雪が積もり、集落は雪で閉ざされるという。坂本さんは26歳の時に結婚し、3人の男の子を授かった。だが、30年前の3月、三男の正光さんが25歳で死去。様々な思い出が去来し、桜を見ると悲しくなったという。その後、旦那さんも亡くなった。墓は家のそばに移動させ、毎日墓参している。
ギニア共和国出身のシラ・ダビットさん(43)は日本人の妻であるヨーコさん、長女のマビンティちゃんと山口県の山奥で暮らす。来日してから農業を始めたといい、野菜はほぼ自給自足。母国の年間の平均気温は30℃以上ということで、ダビットさんは寒がりだった。風呂に入ると、2時間は出ないという。ヨーコさんは収穫した野菜、集落の知人からもらったイノシシ肉などを使い、トマトとピーナッツペーストで煮込んだ「カンシエ」などを用意した。ダビットさんはギニアでヨーコさんと出会い、一目惚れだったという。ヨーコさんが帰国後も連絡を取り合い、遠距離恋愛は6年も続いた。
ユースケ・サンタマリアはジェラードンをどうしても番組に呼びたかったといい、願いが聞き届けられた。さらに「アメリカズ・ゴット・タレント」で披露したネタを見たいとリクエストした。秋元真夏はユースケから「ジェラードンが面白い」と聞かされ、かみちぃはかなり前からスケジュールを押さえられていたという。
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ヨーコさんは広島にある会社に勤務していたが、経営不振で倒産してしまった。そんな時、ジェンベという楽器に興味を持ち、ギニアへ渡った。現地でダビットさんと出会い、ヨーコさんが帰国後も遠距離恋愛は続いた。ダビットさんは東日本大震災のニュースを見ると、広島にいたヨーコさんに連絡したという。2人は結婚し、2年後に長女を授かった。
ユースケは旅行先の宮古島でジェラードンのYouTubeチャンネルを視聴し続け、マッサージ師が困惑していたという。かみちぃは「宮古島で観るもんじゃないですよ」とツッコミ。
ダビットさんとヨーコさんは広島市の街中で暮らし始めたが、楽器を自由に演奏できないことにフラストレーションを募らせた。夫妻は山口・仏原集落へ移住を決意。近隣住民は楽器の演奏に寛大で、「イノシシが逃げる」などジョークも飛ばした。さらに家のリフォームも手伝ってくれ、農業のやり方に働き口も紹介してくれた。
ジェラードンのコントで、ユースケ・サンタマリアはアタック西本演じる会社員がPCを忘れ、口真似でキーボードタイピングを再現するネタがお気に入りだった。
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