- 出演者
- 後藤佑太郎
横浜市長選は開票率1%。原澤敦美氏が当選確実となった。自民党・日本維新の会・国民民主党の地方組織が推薦し公明党の市議団が支持した新人の原澤敦美氏がパワハラ問題で辞職した前市長らを抑え初めての当選を確実とした。コンプライアンス問題に取り組んだ経歴を強調し停滞した市政立て直し経済基盤強化などを主張した。そして無党派層からも支持を集めた。落選が確実となった前市長の山中竹春氏。
原澤敦美氏が主要政党のバックアップを受け組織力を生かした選挙を展開しパワハラ問題で辞職した前市長に対する批判票の受け皿になったことが勝因。今回、自民党・日本維新の会・国民民主党の地方組織に加え公明党の市議団からの支援を受け選挙を戦った。無党派層からも30%半ばの支持を受け候補者の中でも最も高い割合となった。
山中竹春前市長が辞職する発端となったのは市の幹部職員による記者会見。当時の人事部長が実名を明らかにした上で前市長によるパワハラ行為が繰り返されていたと訴えた。約半年後、外部調査によって前市長の重要なパワハラ行為が認定され市長自身が人権感覚を刷新すべきと指摘された。また市議会から辞職を求める声が強まり涙を拭う場面も見られた。そして辞職することを表明した。今回の選挙費用は15億3600万円を見込んでいて市民にも影響を及ぼす結果となった。
世論を二分するような争点がないなか、山中市政の継続か刷新か問われる選挙だった。選挙戦での山中氏は5年の間に取り組んだ子育て政策の成果などを強調し継続を訴えた。対し原澤氏は企業でコンプライアンスに携わってきた経歴を強調し停滞した市政を前に進める刷新を訴えてきた。出口選挙でパワハラ行為を考慮したか質問に対し81%が考慮したと答えた。そしてこの内40%あまりが原澤氏に投票した一方、山中氏に投票したのは約10%。原澤氏の課題。市長の不在期間は約1か月半近く。停滞した市政を建て直すことが急務。出口調査で新しい市長に最も期待する政策は経済・物価高対策で43%。市長が取り組まなければいけない課題は山積。横浜市はこれまで人口増加が続くも去年、78年ぶりの人口減少に転じた。
横浜市長選の開票状況を伝えた。投票率は45.56%と前回の選挙より3.92ポイント高くなった。これは平成以降3番目に高い投票率。自民党・日本維新の会・国民民主党の地方組織が推薦し公明党の市議団が支持した新人・原澤敦美氏が初めての当選を確実とした。コンプライアンス問題に取り組んだ経歴を強調し停滞した市政立て直し経済基盤強化などを主張した。
