- 出演者
- 片山千恵子 宇治原史規 アンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)
2025年度の新社会人に今知りたいことを聞いてみた。新社会人の貯蓄への関心も高まっているようである。新社会人が気になるお金と仕事の話を解説委員が答えていく。
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- ソニー生命保険
オープニング映像が流れた。
今年の新入社員のタイプは「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」と呼ばれているとのこと。「最新技術を取り入れた新紙幣のようにハイスペック」「受け入れ側は育成方法を帰ることが必要」だという。また1998年度新入社員は再生紙型となっており向上しだいで市場価値ありとのことだった。まず1コマ目は「新社会人のためのお金の話」。
新社会人ゼミ夫のアニメーション映像が流れた。
アンジーは給与明細の読み方が分からないとのことだった。岸正浩は物価高や年金問題があるので給与明細を見ながら自分のお金を考えてほしいという。
ここで岸正浩が1分で「新社会人のための給与明細の見方」を解説。社会保険料や税金を納めるので額面より手取り額は減る。
所得税は所得に応じて税額を計算し、所得が大きくなるに連れ税率は高くなる。介護保険も介護を必要とする高齢者などを支える精度で40歳からは被保険者として加入となる。厚生年金は企業などで働く人が加入する年金であり、保険料を事業主と被保険者が半分ずつ負担することとなる。転職した場合は厚生年金の継続の確認をしておかないと老後になって額が経てしまう可能性もあるという。最近は女性や高齢者の厚生年金加入者が増加しており、国は年金財政が行き詰まらないと試算している。ただ経済情勢によって変わるので注意となる。また住民税は前年の所得に応じて課税され、一般的に社会人2年目の6月から納めることとなる。年末調整は毎月徴収された税の過不足を調整し、納め過ぎている場合は還付されることになっている。確定申告は1年間の所得から所得税額を計算し、税務署に申告・納税することとなる。また医療費の自己負担額が10万円を超えるとき、確定申告すると超過分が所得から控除される。今は給与が上がってきているが、物価や社会保険料も上がっており支えていくのが大変となっている。
アニメーショ映像が流れ、貯蓄などについて話していった。
ここで佐藤庸介が「新社会人のための将来への備え」を1分解説となった。
佐藤庸介がお金の知識を1分解説していった。投資は3つのルールがあり「短期間に売り買いを繰り返さない」「いろいろな国や企業に投資する」「少しずつ増やしていく」とのこと。株価の動きは短期と長期で違うので余裕資金を見て「無理をしてはダメ」だという。
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- ドナルド・ジョン・トランプ
佐藤庸介は「投資は少額でもいい」と話す。また「毎日気になるのはやり過ぎ」とのこと。そして「最後は自己責任」だという。インターネット上で取り引きされる通貨のような電子データである暗号資産についても話していった。株式への投資は経済を成長させることで価値が膨らんでいく可能性があるとのこと。大事なのはお金の使いみちでインフレ時代になり物価の上昇に金利が追いつかなくなっているという。
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- リーマン・ショック
街の新社会人に「入社後のギャップは?」について聞いていった。
ここで木村祥子が「職場の人とうまくやっていきたい」「自分の価値を高めたい」について解説。「2024年度新入社員意識調査」によると「これから仕事をしていく上でどのようなことに不安がありますか」に対し、1位は「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」となっていた。実際に新人に話を聞いてみると上司や同僚と何を話したらいいか分からないとのことだった。
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- 日本能率協会
新社会人の特性を生かした新人研修があると聞き取材した。パソコンには「ありがとう」の文字があった。この日の研修はコミュニケーションのきっかけ作りで、対面ではなく社内SNSでメッセージを送り合っていた。研修ではありがとうの理由を具体的に伝えるよう指導している。
元々はトップダウン型の企業風土だったが社内コミュニケーションが増え、風通しがよくなったという。ここで吉川美恵子が「職場で役立つ”脳科学的”会話術」を1分解説となった。
吉川美恵子が「職場で役立つ”脳科学的”会話術」を1分解説。脳科学者の松田哲也教授に聞いたところオススメはあいさつであり、人間の脳は何度も同じものを見ると飽きるが人の顔だけは見れば見るほど好きになるという。相づちやうなづきをすることでまばたきや呼吸のリズムが合い「身体同期」が起こるとのこと。
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- 松田哲也
アンジーのオススメは顔に照明が当たるように会話するとのこと。また「自分の価値を高めたい」について「どのようなときに仕事のモチベーションが上がるか」を聞いたところ、第2位は「新しいスキルが身につく」となっておりスキルをどうやって身につけるかを取材してきたとのこと。
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大手化学メーカーに入社して2年目で素材の生産現場で働く深澤亮輔さん。去年深澤さんは新入社員同士の勉強会に取り組んだ。テーマは財務諸表で企業の決算書の読み解き方となっていた。オンライン勉強会をしたり専門家を講師として呼んだりしてリーダー役を務めていた。こちらの会社では新入社員が自由にテーマを決めて学ぶ制度を設けているという。学びの機会と意欲を大事にすることが、本業の充実や離職の防止にもつながると期待されている。
「越境学習」というのはふだんの仕事場から離れた学びを深めていくことだという。学生時代にほとんど勉強しなかった人が20代で自己啓発で勉強した人としない人の差を比べると年収では109万円の差が出ているとのこと。そして「マナパス」という社会人の学びの情報サイトなどを紹介していった。
吉川美恵子が「今すぐ始められる ストレス軽減法」を解説。精神科医・産業医の高野知樹院長に聞くと悩みや心配があるときは今に集中するとのこと。オススメのストレス軽減法は五感をフル活用して飲み物に集中してゆっくり味わうことだという。もとはレーズンエクササイズという脳科学者ジョン・カバットジンが提唱したものである。厚生労働省のこころの耳のホームページには他にも色々なストレス対策が掲載されている。また入社直後は脳に膨大な負荷がかかっており、自分でも気づかないうちに脳も身体も疲労がたまりやすい時期だという。ただ3か月がたつと重要さに濃淡がつけられるようになるとのこと。