- 出演者
- 田中正良 青井実 斉田季実治 林田理沙 吉岡真央
オープニング映像。
全国人民代表大会の常務委員会は2か月近く動静が途絶えていた李尚福国防相の解任を決めた。解任の理由などは明らかにされていない。一部メディアは、李氏や複数の軍幹部が汚職で調査を受けている可能性を伝えていて、軍内部で大規模な摘発が行われているのではないかとの臆測も広がっている。
イスラエル・エルサレムから中継で、田村佑輔支局長はテルアビブには多くの人々が集まり、ハマスによる人質の解放を呼びかけ、メディアでも報道されていると伝えた。ネタニヤフ首相は「人質解放、ガザ地区の住民に危害を加えないよう、あらゆる努力をする」と発言。一方、軍は地上侵攻の準備は終了していて、いつでも侵攻できるとアピールしている。ただ、侵攻に慎重論も広がっているといい、政権側はそうした報道を否定するメッセージも出している。
気象庁は11月~来年1月にかけて平均気温が平年よりも高いと予想。八甲田山系や福島・昭和村などで紅葉が見頃を迎えていた。各地の紅葉の見頃は高尾山が11月18日。嵐山で11月25日などとなっている。見頃を迎えている日光では残暑の影響で例年より葉の色づきが遅くなっている。朝晩は10度を下回る奥日光では寒暖差の影響で紅葉が鮮やかになっている。
気象庁によると来月から1月の3カ月にかけて地球温暖化などの影響で気温は全国的に平年よりも高くなると予想。雪は北日本の日本海側で平年並みか平年より少ない見込みだが一時的に大雪になる可能性もあるという。三重大学の立花教授は暖かいけれども雪は降る。特に注意なのがJPCZ=「日本海寒帯気団収束帯」による大雪で猛暑の影響で日本海の海面水温が温かいため大雪になりやすいと説明。そして暖冬の影響が懸念されるのが日本酒。山形の酒造所ではこうじなどが入ったタンクに酒米と水を加えかき混ぜる作業が行われた。気温が高い場合、タンクに氷を入れるなどして対応する。専門家は温暖化が進むと日本の四季が二季になっていく傾向にあると指摘。
経済対策の焦点となっている所得税の減税をめぐり、政府内では、1人当たり4万円の定額減税を行うとともに、住民税の非課税世帯には7万円を給付する案などが出ている。衆議院では各党の代表質問が始まり、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐって、岸田総理は「現地の日本人の安全確保に万全を期しながら、事態沈静化と人道状況の改善へ外交努力を続ける」との考えを示した。立憲民主党の泉代表はマイナンバーカードのトラブルを提起すると、総理は「必要な対応をとっていく」と述べた。旧統一教会問題について、総理は「自民党でも被害者救済の実効性確保について検討していると承知しており、経過、注視したい」と語った。ジャニー喜多川氏の性加害問題について、総理は「児童虐待防止法改正案は議員立法として提出されたもので、取扱等は国会で議論するものだと承知している」と語った。傍聴した石丸志門氏は「議事録の残る場面でジャニーズという言葉が出たことは大きな一歩となるのではないか」と会見で話した。
東京電力福島第一原子力発電所でたまる処理水の海洋放出をめぐって、東京電力は2回目の放出について計画通りに完了したと発表。24日、放出計画の安全性を検証するIAEAは放出開始後、初の調査を始めた。調査団は外務省で経済産業省、東京電力などの担当者と意見を交わし、2ヶ月後をめどに報告書を公表するという。中国は処理水放出に反発し、日本産の水産物の輸入を全面的に停止し、8月の中国向け輸出額は前年同月比で65%減少した。ナマコの買い手の見通しが立たず、青森県漁連は今月の漁の全面自粛を決めた。茨城県の旅館ではあんこうを使った料理セットを輸出できず、ふるさと納税の返礼品にして当面はしのごうとしている。ただ、16日にはロシアが中国の輸入規制に加わると発表。水産業へのさらなる影響が懸念される。
全国人民代表大会の常務委員会は2か月近く動静が途絶えていた李尚福国防相の解任を決めた。解任の理由などは明らかにされていない。一部メディアは、李氏や複数の軍幹部が汚職で調査を受けている可能性を伝えていて、軍内部で大規模な摘発が行われているのではないかとの臆測も広がっている。7月には秦剛前外相が解任されるなど、重要閣僚が就任から1年未満で解任される異例の事態となっている。全人代常務委員会は、秦前外相について、兼任していた副首相級の国務委員を解任することを決めたほか、財政相を劉昆氏から藍仏安氏に、科学技術相を王志剛氏から陰和俊氏にそれぞれ交代させることもあわせて決めたとしている。
三菱自動車工業は24日、中国メーカーとの合弁事業を解消し、中国市場から撤退することを正式に決めた。エンジン車が中心の三菱自動車は苦戦を強いられ、ことし3月から工場の稼働を停止していた。
障害者福祉の現場の人手不足の実態について、全国の事業所で作る団体・きょうされんが、グループホームなどを対象に調査した。その結果、昨年度は募集人数に対する採用人数の割合が57.7%にとどまった。小野浩常任理事は「質の高い支援の確保という提案をするなら、報酬の大幅な引き上げ」とコメント。
量子科学技術研究開発機構は、茨城県にある世界最大規模の核融合の実験装置で、核融合反応を起こすために必要な「プラズマ」と呼ばれる状態を初めて作り出すことに成功したと発表。核融合は太陽の内部で起きている反応で、人工的に起こすことで膨大なエネルギーを取り出せるほか、二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物を出さない次世代のエネルギー源として期待されている。
全国の気象情報、週間予報を伝えた。
井端弘和監督がアジアプロ野球チャンピオンシップに臨む選手を発表した。野手は14人で、牧秀悟は今シーズン、最多安打と打点王に輝いた。リーグ優勝に貢献した佐藤輝明、紅林弘太郎も選出。投手ではプロ2年目で9勝を飾った隅田知一郎、早川隆久など12人が選ばれた。
今年のドラフト会議で注目される選手を紹介。高校生では大阪桐蔭高校の前田悠伍投手で、U-18W杯で日本の初優勝に貢献した。また、東洋大の細野晴希投手はストレート、多彩な変化球が武器で、青山学院大の常廣羽也斗投手に対しては広島カープが1位指名を公表している。国学院大の武内夏暉投手は正確なコントロールが持ち味で、中央大学の西舘勇陽投手は最速155キロのストレートが武器。社会人ではENEOSの度会隆輝選手に注目が集まる。ヤクルトでプレーした度会博文氏を父に持つ。
ロサンゼルスオリンピックで野球・ソフトボールが追加競技として採用された。東京五輪以来、2大会ぶりに実施されることになる。5年後について、上野由岐子は「ゴールを決めずにできれば1年でも長く、投げられるだけ投げたい」とコメント。
セーリングの世界選手権を制した岡田奎樹、吉岡美帆ペアは男女混合種目として実施されるパリ五輪に向けて決意を語った。
エンディングで、田中キャスターは「体調管理にご注意ください」と語った。