- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像。
日本時間の午後7時すぎ、中国・北京の人民大会堂で晩餐会が開かれ、中国の習近平国家主席とアメリカのトランプ大統領が並んで会場入り。習主席が冒頭に挨拶し「両国の良好な関係を保たなければならない」などと語った。トランプ大統領は「習主席と夫人を9月24日にホワイトハウスへお招きすることを光栄に思う」と語った。米中首脳会談が行われたきょうは慌ただしい一日となった。午前に人民大会堂で歓迎式典が開かれ、習主席とトランプ大統領が笑顔で握手した。通訳を交えて親しげに話す場面も見られた。トランプ大統領の中国訪問は2017年以来。出迎えた子ども達に拍手で応じた。午後に2人が訪れたのは世界遺産「天壇公園」。1420年に創建され、歴代の皇帝が天に祈りをささげるなどした場所だという。2017年の訪問時には両首脳が夫人を伴って世界遺産「故宮」を訪問している。トランプ大統領を国賓として歓迎した中国の思惑について明海大学・小谷哲男教授に聞いた。1期目はトランプ政権が中国に戦略的競争を仕掛けている背景があったが、今回は米中双方が戦略的な安定を求めていることもあり、友好的な雰囲気だったなどと解説。
日本時間の午前11時すぎから米中首脳会談が始まった。巨大なテーブルにはアメリカ側からヘグセス国防長官・ベッセント財務長官、中国側は蔡奇政治局常務委員・王毅外相などが出席した。両首脳はライバルではなくパートナーとして有効な関係を築こうなどと語り合った。小谷教授は習主席の「両国がいわゆる“トゥキディデスの罠”を乗り越え、大国関係の新たなモデルを切り開けるかどうか」という発言に注目。“トゥキディデスの罠”は覇権国アメリカに対して中国が挑戦して戦争になってしまうこと。中国側はこの理論を否定し続けてきたが、習主席が言及したのはおそらく初めてだという。
米中首脳会談で焦点になったのはイラン情勢・経済・台湾の3つ。イランの友好国である中国に影響力をの行使を求めるのか注目されていた。ホワイトハウス当局者は、両国はイランが決して核兵器を保有してはならないとの認識や、ホルムズ海峡は開放されていなければならないという認識で一致したとしている。石油元売り最大手のENEOSホールディングスは、子会社が所有する原油タンカーがホルムズ海峡を通過したと明らかにした。船の位置情報を示したデータによると、2月下旬にホルムズ海峡を通過してペルシャ湾に入り、UAE沖合とクウェート沖合で停泊した。ロイター通信によると。これらの国の原油を積み込んだという。きょう早朝にオマーン湾を航行している位置情報が確認され、ホルムズ海峡を通過したとみられる。高市首相はXでペゼシュキアン大統領への働きかけを行い、茂木外相を中心に調整を進めたと明らかにした。茂木外相は「イラン側に通航料は支払っていない」とした上で、「すべての船舶がホルムズ海峡を通過できるようあらゆる外交努力や調整を続けていきたい」と述べた。ENEOSホールディングスは4人の日本人乗組員の健康状態は問題ないとしている。イラン情勢の影響は身近な食品にも広がっている。カルビーは包装に使うインクなどの調達が不安定になっていることから、ポテトチップスのパッケージを白黒にするとしている。カゴメは主力製品であるケチャップのパッケージデザインを変更すると発表。イラストを減少して、透明の部分を増やす。日清製粉ウェルナはスパゲッティを束ねるテープの茹で時間の表示をなくす。小谷教授は「中国もイランがホルムズ海峡で通航料をとることを認めなければ、イランに対して大きなプレッシャーになる。イラン側が一切こたえなければ、アメリカが軍事攻撃を再開する可能性がある」と解説した。
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米中首脳会談では経済・貿易も話題にのぼった。中国の市場開放を求めたいとしていたトランプ大統領にアメリカの大手企業トップら10人以上が同行。記念式典ではイーロン・マスク氏が記念撮影する様子が見られ、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOやアップルのティム・クックCEOの姿もあった。新華社通信によると、経営者たちと面会した習主席は「アメリカ企業は中国の改革開放に深く関与し、双方が利益を得ている。中国の開放の扉は今後さらに大きく開かれていく」と語ったという。ホワイトハウス当局者は米企業の中国市場へのアクセス拡大や、中国による米での投資拡大などを協議したとしている。小谷教授は「一番の焦点は半導体。エヌビディアのCEOも当初同行予定でなかったが、急遽参加したことから、中国に対して先端半導体も含めて輸出する方針が決まったかもしれない」と分析した。
米中首脳会談では台湾をめぐる問題も注目された。中国外務省によると習主席は台湾について「両国関係で最も重要な問題。対応を誤れば非常に危険な状況に陥る」と述べたという。アメリカ側の発表ではトランプ大統領は台湾について触れなかったという。小谷教授は「中国側がアメリカによる台湾への武器支援・武器売却の停止・縮小をおそらく求めた。トランプ氏が要求に応えるような答えを出したのであれば、アメリカにとって大きな変更で、議会が黙ってない。トランプ氏としても今は表に出したくないと考えているのではないか。トランプ氏は台湾の戦略的重要性よりも中国との経済的な実利を優先して考えている可能性がある」などと解説した。木原官房長官は「政府の立場でコメントすることは差し控える」と述べた。あすから中国・上海で開催されるAPECの閣僚会合に出席するため、黄川田こども政策相が今夜、羽田空港を出発した。高市首相の「台湾有事」めぐる国会答弁以降、閣僚による中国訪問は初めて。政権幹部は記者団に対し、トランプ大統領があす北京を離れて以降、米中首脳会談の内容について説明を受けるため、高市首相とトランプ大統領の電話会談を模索していると明らかにした。小谷教授は「米中関係が安定することは日本にとって悪いことではないが、台湾の問題でアメリカが相当譲歩したことになれば、はしごを外されることにつながりかねない。日本の立場を常にトランプ大統領に打ち込むフットワークの軽い外交をしていかなきゃいけない」などと語った。
中国・北京から中継。米中首脳会談を取材する田中キャスターが伝えた。一連の行事は中国側のペースで進み、議論は“想定の範囲”だったが、中国側は米中関係を示す新しい概念として「建設的戦略安定関係」を発表。“台湾統一”を目指す中国がきょうの会談を出発点として着々を手を打っている様子が見えてきたという。
広内キャスターが米中首脳会談についてコメント。米中首脳会談は今回のほか、習主席の訪米、APEC、G20と今年最大4回行われる可能性がある。イランや台湾情勢などで日本が置き去りにされることがないのか注目し続ける必要があるなどと語った。
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今日金融庁で非公開の会議が行われた。政府や日銀、大手銀行などアメリカAI開発企業の担当者が参加した。話あわれたのは新AIモデル「クロード・ミュトス」への対策。このAIモデルを巡っては先月も、日銀の植田総裁や大手銀行トップらが金融庁で会合を開催。その脅威について片山金融相はサイバー攻撃により、直ちに市場影響や信用不安に波及しうるとしそこにある機器と答えた。クロード・ミュトスはアメリカのAI企業のアンソロピックが開発。ChatGPTやグーグルのGeminiのような生成AIモデル。クロードはアメリカ軍によるイランへの軍事作戦でも活用されたと報じられている。そのクロードの最新モデルがクロード・ミュトス。特徴はソフトウェアの弱点や欠点を発見する能力が極めて高く、27年間発見されてこなかったバグや、自動テストツールで500万回検証も見つからなかった欠陥も発見した。またこのモデルは脆弱性を特定したあとに攻撃するプログラムを自律的に作成するという。専門家は情報セキュリティーのあり方を根本から変える可能性があると指摘する。その性能の高さ故に世界で広がっているのは悪用への懸念。このAIを使えばより簡単にシステムの欠陥を見つけることができるために高度なサイバー攻撃に直結する可能性が。電力や通信、水道などの社会インフラの停止や金融システムなどへの侵入。物流網の混乱なども懸念される。仮に大規模に悪用されれば、社会機能が麻痺しかねない。そのため、会社はこのモデルを一般公開しないと判断。提供先を50の企業や組織に限定しサイバー攻撃に備えるプロジェクトを立ち上げた。プロジェクトではシステムの脆弱性を調べる取り組みなどを実施する。利用できるのはアメリカの一部の企業に限定されているこのAI。ユーロ圏の銀行などはアクセスできず、ヨーロッパから懸念の声も。そんな中で片山大臣とアメリカのベッセント財務長官が会談。金融システムのリスクについて議論を行っている。金融庁の作業部会はシステムの脆弱性が見つかった場合どう修正をどう進めるか、サイバー攻撃への対応などを想定されるリスクがあるという。同じような性能を持つAIが出てくるのは時間の問題という指摘も。アンソロピックのCEOは中国の追い上げの危機感を感じているという。専門家は守る側もAIを積極的に使う事が求められるという。
広内仁はサイバー攻撃の防御レベルを国家レベルで強化する必要性を指摘する専門家も交えて対策することが急務と答えた。
去年開かれた大阪・関西万博の会場でトラブルが相次いだEV・電気自動車のバス。この問題で大阪メトロは所有する190台の路線バスなどの転用を断念し昨年度の決算は67億円の特別損失を計上した。EVバスの購入にあたっては国や大阪府、大阪市から40億円あまりに上る補助金を受け取っていた。
全国の気象情報を伝えた。
大相撲夏場所、若隆景は隆の勝に敗れて1敗目。藤島親方は「頭が下がると、引き・はたきをくらいやすい。下から上に当たっていく角度なら、はたきもくらわなかった」などとコメント。1敗目を喫するも、ここまでの内容は良いので切り替えが大事だという。
ジャイアンツ戦に先発した大谷翔平は4回に3者連続三振。7回を投げて無失点と好投した大谷は3勝目を飾った。防御率は両リーグトップ。
カブスとブレーブスの試合では今永昇太が8回途中2失点と好投するも、ブレーブスが勝利。今永は3敗目を喫した。
中日対DeNAの試合では両チームスコアレスのまま引き分け。
楽天はオリックス戦に高校生らを招待し、先発のウレーニャは7回途中まで投げて無失点。楽天が勝利し、連敗を5でとめた。
ロッテ対日本ハムの試合では先発の西野勇士が好投し、一昨年9月以来の勝ち投手となった。ロッテは連敗を3でストップした。
