2024年6月16日放送 10:00 - 10:05 NHK総合

ニュース・気象情報

出演者
赤木野々花 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
イタリア首相”日本と連携強化を”

G7の議長国・イタリアのメローニ首相は、プーリア州で開かれていたG7サミット(主要7か国首脳会議)の締めくくりとして記者会見した。この中でサミットの主な議題の1つとなったインド太平洋地域の情勢について、イタリアとしても関与を強める考えを強調した。そのうえで日本との間で取りまとめた行動計画に基づいて、安全保障分野などで連携を一層強化していく方針を示した。イタリアはこの夏には、空母「カブール」を日本に初めて寄港させることにしている。一方でメローニ首相は、今後数週間以内に中国を訪問する予定があることも明らかにした。イタリアはG7の中で唯一、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加していたが、去年離脱することを中国側に伝えている。メローニ首相は会見で「中国は主要なプレーヤーで、対話を進めたい相手だ」と述べ、中国との対立は避けたいとの思惑もにじませた。

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Group of Sevenカブールジョルジャ・メローニプーリア州(イタリア)一帯一路主要国首脳会議
イラン遠心分離機増設計画 英仏独が非難

IAEA(国際原子力機関)は加盟国に示した報告書で、「イラン政府から中部のナタンズとフォルドゥにある核施設で、ウラン濃縮に使う遠心分離機を増設する計画を通告された」と明らかにした。「このうちフォルドゥでは、実際に増設が進められていることを確認した」としている。これを受けて英国とフランス、ドイツの3か国は共同声明を出し、「イランの措置は核合意で定められた上限をすでに大幅に超えている濃縮ウランの製造能力と蓄積をさらに拡大し、核開発をエスカレートさせるものだ」と非難した。IAEAの理事会ではイラン政府に対して、国内の申告されていない場所で見つかった核物質について「調査への協力が不十分だ」とする決議が採択されたばかりで、遠心分離機の増設はこれに反発した動きと見られている。イランは米国のトランプ前政権が核合意から離脱して以降、核合意で定められた上限を大きく超える60%にまで濃縮度を高めたウランの製造を進めていて、国際社会の懸念が高まっている。

キーワード
IAEA本部ウィーン(オーストリア)ナタンズ(イラン)フォルドゥ(イラン)国際原子力機関
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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