- 出演者
- 山内泉
オープニング映像。
米国の民主党の大統領候補に指名されたハリス副大統領は、住宅や食品などの価格引き下げに向けた新たな政策を発表し、大統領に選ばれれば最優先課題として、インフレ対策に取り組む姿勢を強調した。集会で演説を行ったハリス大統領。初めて住宅を購入する人を対象に頭金として最大2万5000ドル(約360万円)を支給することを明らかにした。米国では高い金利水準や建築資材の値上がりなどによって住宅の供給が不足し、価格や家賃の上昇が大きな問題となっている。ハリス氏は建設メーカーに新たな税制優遇措置を設けることなどを公約に打ち出し、「業界と連携して中間層が購入できる住宅300万戸を建設し、住宅不足を解消する」と述べた。トランプ前大統領も、みずからが返り咲いた場合、インフレを抑え込むとアピールしていて、11月の大統領選挙に向けて生活に直結するインフレや景気の動向が焦点となりそうだ。
長期間、宇宙を飛行することを想定して「食べ物をどう確保するか」という課題に最先端の技術で挑むコンテストが米国で開かれた。NASA(米国航空宇宙局)などがこのコンテストには、最終選考に残った企業や大学などの7チームがそれぞれの技術を披露した。コロラド州の企業が開発した円筒形のオーブンは筒が高速で回転し、遠心力を利用することで無重力でも安全に加熱でき、粉末状の材料と水を入れて20分ほどで熱々のピザが出来上がった。選考の結果、温度や湿度を自動的に調整して野菜や食用の昆虫を育てる装置を開発したチームが最優秀賞に選ばれた。
- キーワード
- アメリカ航空宇宙局オハイオ州(アメリカ)
感染拡大が懸念されているエムポックス(サル痘)について、国際的な支援団体は「現地でワクチンなどが不足している」として、各国の備蓄を速やかにアフリカに供給してほしいと呼びかけた。「エムポックス」について、WHO(世界保健機関)は14日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国を中心に再び感染が拡大し、重症化しやすいタイプのウイルスも確認されたとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。現地で対応にあたっているIFRC(国際赤十字・赤新月社連盟)の担当者は16日の記者会見で感染状況を報告したうえで、「前回2年前の流行をはるかに超え、アフリカが近年直面している最も重大な健康上の脅威の一つだ」と述べた。
気象情報を伝えた。