- 出演者
- 打越裕樹
オープニング映像。
財務省の法人企業統計調査によると、ことし4月から6月までの国内の企業の経常利益は、去年の同じ時期より13.2%増えた。このうち製造業は13%増加し、非製造業は13.3%増えた。また国内の企業の設備投資は、去年の同じ時期より7.4%増えた。
ドイツでは旧東ドイツのチューリンゲン州とザクセン州で州議会選挙が行われ、暫定の開票結果によると移民や難民に対して排他的な主張を掲げる右派「ドイツのための選択肢」が、チューリンゲン州で得票率32.8%と初めて第1党になった。ザクセン州では30.6%で、最大野党で中道右派の「キリスト教民主同盟」に次いでわずかな差で2位となった。「ドイツのための選択肢」は、一部の政治家からナチスを肯定するような発言やイスラム教徒への差別的な発言などから「極右」と批判されてきたが、移民や難民の増加やショルツ政権への不満を背景に票を伸ばしたと見られる。ナチスへの反省から極右勢力に警戒感が強いドイツで、極右とされる政党が主要な選挙で第1党になるのは初めて。公共放送・ZDFは「政治的な事件で、将来世代への警告だ。有権者は極右への投票を気にしなかった」と指摘し、「今後ショルツ政権の成果が厳しく問われる」としている。
フランス・パリ市内のエッフェル塔には、オリンピックの開催に合わせオリンピックのシンボルがことし6月に取り付けられた。このシンボルについて、パリ市のイダルゴ市長は先月31日に公開された地元紙のインタビューで「パリ万博のために造られたエッフェル塔と、同じようにパリとフランスに足跡を残したオリンピックを組み合わせるのは、すばらしいアイデアだ」と述べ、大会を記念して今後も残す方針を明らかにした。「すでにIOC(国際オリンピック委員会)の同意も得ている」としている。ただ「強風などで落下しないように、同じ大きさの別のものに取り替える」という。イダルゴ市長は、大会が成功を収めた証しとしてシンボルを残したい考えだと見られる。一方でインターネット上では「フランスを代表する歴史的建造物の姿を変えるべきではない」などと反対する声も出ていて、今後議論を呼びそう。
全国の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。