- 出演者
- 八田知大
オープニング映像。
政府の新年度予算案について、立憲民主党は新たな作業部会を設け、内容を検証することになった。無駄があれば削減し、公立の小中学校などの給食費無償化をはじめとした党が掲げる政策の実現に財源を振り向けるよう、求めていく方針。一般会計の総額が115兆円を超え、過去最大規模となっている政府の新年度予算案について、立憲民主党の野田代表は「税金の無駄づかいがないようしっかりチェックし、審議の中で何を勝ち取っていくのか、戦略的に検討していきたい」と述べている。これを踏まえ、立憲民主党は、来週にも新たな作業部会を設け、予算案の内容を検証することになった。検証では、分野ごとにチームにわかれて事業を精査することにしていて、無駄が見つかれば費用の削減案をまとめ、国会審議などを通じて政府・与党側に示していく考えで、公立の小中学校などの給食費無償化や、介護や保育の職員の処遇改善といった立憲民主党が掲げる政策の実現に財源を振り向けるよう、予算案の修正などを求めていく方針。
去年の主要な企業の年末のボーナスは、働く人1人あたりの平均で89万円余りと過去最高となったことが厚生労働省のまとめでわかった。厚生労働省は、資本金10億円以上で従業員1000人以上の労働組合のある324社を対象に去年の冬のボーナスについて調べた。それによると1人あたりの平均は89万1460円で、前の年より4万1915円、率にして4.93%増え、集計を始めた1970年以降で過去最高となった。産業別では自動車が103万8777円と最も高く、次いで鉄鋼の98万2366円などとなっている。厚生労働省の担当者は「近年の春闘における大幅な賃上げが反映されたのではないか。物価上昇の局面においてはそれを上回る賃金の引き上げが必要であり、今後の春闘でも労使の真摯な議論を期待する」とコメントとしている。
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気象情報を伝えた。