- 出演者
- 八田知大
オープニング映像。
TikTokを巡っては中国の親会社が米国事業を売却しなければ19日にアメリカ国内でアプリを実質的に禁止する法律が発効した。これを前にTikTokは18日、米国国内の利用者に向けてアプリの運用を一時的に停止すると通知しその後、複数の現地メディアがすでにアプリが利用できない状態だと伝えている。そして通知内容は運用停止を知らせる内容に変更されるとともにトランプ次期大統領がTikTokの再開に向けて私たちと協力していくと明言してくれたことは幸いだった、今後の情報に注目となった、20日に就任するトランプ氏はNBCテレビのインタビューに対し、こうした禁止措置に90日間の猶予を設ける考えを示していて今後は次期政権の判断に委ねられることになる。
トランプ次期大統領は大統領就任式に出席するため18日、首都ワシントン近郊の空港に到着した。このあと家族や党関係者などを集めた祝賀会に出席しメラニア夫人とともに打ち上げ花火を観賞した。就任式前日の19日にはワシントンの中心地で支持者を集めた大規模な集会を開く予定。こうした中、トランプ氏はNBCテレビの電話インタビューに応じ就任後に署名する予定の大統領令の数について記録的な数になるという認識を示した。また不法移民の大量強制送還について極めて速やかに始まるなどと述べて選挙戦で訴えた政策を直ちに実行する考えを強調した。
岩屋外務大臣は日本時間のあさって未明に行われる米国のトランプ次期大統領の就任式に出席するためきょう午前11時過ぎ、ワシントンに向けて羽田空港を出発した。米国の大統領就任式に日本の外務大臣が出席するのは初めて。これに合わせて岩屋大臣は国務長官に起用されるマルコ・ルビオ氏との日米外相会談などを調整していて安全保障分野での協力や地域情勢を巡って意見を交わすとともに石破総理大臣とトランプ次期大統領との日米首脳会談を早期に実現したいという考えを伝えると見られる。また、日米豪印の4か国の枠組み、クアッドの外相会合も調整していて岩屋大臣としては一連の会談を通じて発足直後の新政権との間で日米同盟を維持強化していくとともにアジア太平洋地域の平和と安定に協力して取り組む方針をいち早く確認したい考え。
全国の気象情報を伝えた。