- 出演者
- 今井翔馬
オープニング映像。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、衆議院予算委員会では旧安倍派の会計責任者の参考人招致について採決が行われ、野党側の賛成多数で議決された。少数の与党側は自民党が反対し、公明党は退席した。
シリアでは先月、半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が崩壊し、反政府勢力を主導した「シリア解放機構」が率いる暫定政権が新たな国づくりを進めている。こうした中、国営通信は29日、「シリア解放機構・アハマドシャラア指導者が移行期間の大統領に就任した」と伝えた。さらに国営通信は「シャラア指導者に新たな憲法ができるまでの間、暫定的な立法機関を立ち上げる権限が与えられた」とした他、「長年、アサド家の独裁を支えた政党の解散」なども伝えた。シリアでは長年の内戦で疲弊した経済の立て直しが大きな課題となっていて、暫定政権側は欧米などがアサド政権に科してきた経済制裁の解除などを繰り返し求めている。これまで、シャラア指導者は暫定政権の実質的なトップとして外国からの訪問団などの対応をしてきたが、暫定政権としてはシャラア指導者にさらに権力を集させることで、新たな国づくりを加速させたいねらいもあるものとみられる。一方で、移行期間については具体的な期間が示されないなど、国の安定化に向けては今後、曲折も予想される。
WHO(世界保健機関)の今月のまとめでは、世界全体でこれまでに新型コロナ感染者は7億7700万人以上、死者は707万人以上となっている。WHOの緊急事態宣言はおととし5月に終了し、現在、各国では通常の医療体制の中での対応が進められるとともに、新たな変異ウイルスへの監視が続けられている。そうした中、今月20日に就任したアメリカ・トランプ大統領は、就任当日にWHO脱退を表明し大統領令に署名した。さらに、WHOでは新型コロナの教訓を踏まえ、とりわけ途上国の対策強化を盛り込んだ国際条約「パンデミック条約」の妥結を目指した協議が続いているが、トランプ氏は大統領令でこの条約の交渉停止も指示している。WHOは声明で「われわれはアメリカが考え直してくれることを望む」として、トランプ政権に脱退を考え直すよう呼びかけるとともに、対話を継続するとしている。
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気象情報を伝えた。
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