- 出演者
- 藤重博貴
オープニング映像。
日銀の植田総裁は総理大臣官邸を訪れ、来週開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議を前にきょう石破総理大臣と会談した。トランプ大統領の就任から1か月がたつアメリカなど世界経済や、先月の追加利上げのあとの国内経済の情勢などについて意見を交わしたとみられる。石破総理大臣との会談は去年10月以来2回目。会談のあと植田総裁は記者団の取材に応じ、今回の会談の目的は定例の意見交換だと説明した。記者団から最近の債券市場で日銀が早期に利上げに踏み切るのではないかという見方から日本の長期金利が上昇していることについて石破総理大臣と意見交換をしたか問われたのに対し、植田総裁は「今日はそういう話はしていない」と述べた。
アメリカのトランプ大統領は19日、南部フロリダ州で行った講演の中で核兵器の脅威について触れ「(核兵器の)威力はとてつもない。広島、長崎を思い浮かべてほしい。世界は崩壊してしまう。そうしてはならないと理解している人が国の指導者に望まれる」と述べた。そのうえで「イランなど他の国にも核兵器を持たせるわけにはいかない」と主張した。トランプ大統領は就任以来ロシアや中国とともに核兵器を削減することに意欲を示している。この日の講演でもトランプ大統領は中国について「圧倒的な核を持つロシアに3年から5年ほどで近づくだろう」と述べたうえで、1期目の政権でロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席ともうまく話ができていたとして、核兵器の削減に向けた今後の対話に自信を示した。
スズキは2030年度までの6年間の新たな経営計画をまとめた。EV(電気自動車)の需要の減速を踏まえてハイブリッド車などを強化するほか、主力のインド市場で生産体制を強化する方針。スズキ・鈴木俊宏社長はEVの投入計画の見直しについて「ヨーロッパをはじめEVの販売状況が思わしくなく、焦ってモデル数を多く販売するよりも地域のエネルギー事情や市場状況を見ながら戦略を立てていく」と述べた。
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全国の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。