2025年3月21日放送 23:40 - 23:45 NHK総合

ニュース・気象情報

出演者
片山智彦 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
宮崎産経大 助教と教授の夫婦 “結婚で雇止め”大学側と和解成立

宮崎市の宮崎産業経営大学で法学部の助教を務めていた30代の女性と同じ学部の教授を務めていた40代の男性は去年7月、結婚したことを大学側に報告したところ妻を今年度末で雇い止めにすると通告され、2人とも規律違反を理由に戒告の懲戒処分を受けた。さらに妻は事務職員に配置転換され、夫も准教授に降格する処分を受けたため2人は先月、大学側に対して教員としての地位の確認や処分の無効などを求める訴えを起こした。その後、宮崎地方裁判所で和解に向けた話し合いが行われてきたが今日の協議で和解が成立したことが原告側の弁護士への取材で分かった。和解条項には大学側が雇い止めや懲戒処分、配置転換などを全て撤回し、女性の教職員の良好な就労環境の整備を約束することや妻の雇用契約を更新して来月以降も助教として勤務を継続することなどが盛り込まれたという。和解の成立について原告の女性は「とにかくほっとしている。来月以降も教壇に立てることが嬉しいです」と話している。

キーワード
宮崎地方裁判所宮崎市(宮崎)宮崎産業経営大学
各地で「はしか」感染確認

はしかは麻疹とも呼ばれるウイルスによる感染症で感染力が極めて強く、飛まつや接触による感染だけでなく空気感染も起きることが知られている。国立感染症研究所に今年、これまでに報告された感染者の数は22人で、このうち15人は海外で感染したと考えられている。兵庫県では今日の時点でベトナムから入国した人など6人の感染者が確認されているが中には最近海外に行ったことがない人が感染したケースも報告されている。横浜市でもこれまで5人の感染者が確認されているが、このうち2人も最近の海外への渡航歴がなかったという。日本ははしかのウイルスが定着していない排除状態にあるとされていることから兵庫県や横浜市は海外で感染して入国した人と知らないうちに接触していた可能性があるとしている。専門家の東京医科大学・濱田篤郎客員教授は「アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパの一部の国ではしかの子どもの流行が広がっていて、日本人が行って感染し持ちかえるケースが今年、増えているのでは」と話す。また、日本では子どもにワクチンの定期接種が行われているので、急激に感染者が増えることは考えにくいと指摘したうえで、はしかが流行している国に渡航する人はワクチンの接種歴を確認するなどしたうえで接種を検討してほしいとしている。

キーワード
はしか国立感染症研究所
(気象情報)
気象情報

気象情報を報じた。

(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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