戦前、総理大臣を3度務めた近衛文麿の邸宅で昭和の歴史の舞台ともなった東京・杉並区の荻外荘が当時の姿に復元整備され、一般公開が始まった。きょうから一般公開されたのは近衛文麿が昭和12年から終戦後の昭和20年12月に自決するまで過ごした邸宅「荻外荘」。平成26年に杉並区が買い取って当時の様子を復元した。このうち、客間は第2次近衛内閣成立前の昭和15年7月、陸軍大臣に就任予定だった東條英機らを呼んでドイツやイタリアとの連携強化の方針を確認し、その後の日独伊三国同盟につながったとされる荻窪会談が開かれた。備え付けのタブレットをかざすと、ARの技術で出席者が浮かび上がるようになっている。

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成田空港会社が発表したことし9月までのグループ全体の半年間の決算によると、売り上げにあたる営業収益は去年の同じ時期と比べおよそ28％増えて1276億円で、上半期としては2004年度の民営化以降、過去最高となった。また、売り上げから空港の運営費などを差し引いた最終的な利益は195億円の黒字となった。円安を背景にこの半年間に成田空港を利用した外国人が1079万人と初めて1000万人を超え、空港内での高級ブランド品などの物販や飲食なども好調だったという。

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