- 出演者
- 糸井羊司
オープニング映像。
ニューハンプシャー州の予備選挙は日本時間の午前9時から開票が行なわれている。集計率46%で得票率はトランプ氏が53.2%、ヘイリー氏が45.3%となっている。アメリカの主要メディアはトランプ氏が勝利を確実にしたと伝えた。トランプ氏は初戦のアイオワ州い続き勝利が確実になった。ヘイリー氏は選挙戦を継続する考えを示した。
トランプ氏はニューハンプシャー州で自身の大統領在任時には経済が好調だったなどと4年間の実績を強調した。また敗北した前回の大統領選挙では不正が行なわれたと繰り返し訴えた。初戦ではヘイリー氏に大差をつけたがニューハンプシャー州ではそこまでの差はないと伝えられていることについてトランプ氏の支持者はヘイリー氏がこの州に特化して力を入れていたからなどと話した。
ヘイリー氏が選挙戦を続けると演説を聞いた支持者たちは闘う意欲を失っていないことを感じたなどと話しているという。ヘイリー氏は先週行なわれたアイオワ州の党員集会ではトランプ氏に30ポイント余りの大差をつけられたがニューハンプシャー州では得票率の差は8ポイント前後となっている。 ニューハンプシャー州で大きくリードを許さなかったことで今後の選挙戦に望みを繋いだとの見方が支持者の間で広がっている。
国会では能登半島地震への対応などを巡り、衆議院予算委員会で集中審議が行われた。立憲民主党の泉代表が住宅に被害を受けた世帯への支援金の上限を引き上げるよう求めたのに対し、岸田首相は実情に合わせて追加的な支援を検討していく考えを検討した。また、被災地の支援のためあさってにも今年度予算の予備費から1500億円規模の支出を決定する考えを示した。教育無償化を実現する会・前原代表は、石川県は3万人以上2次避難場所を確保しているにもかかわらず約16%にとどまっているとし、2次避難を進めるためにどのようにしたらいいかと質問。岸田首相は、地域ごとのインフラやライフラインの復旧の見込みを示し避難に踏み切るかどうか検討してもらうと述べ、応急仮設住宅をはじめrとする建設も並行して実際に始めていくと答えた。
経団連と連合が賃上げの方針などを説明する労使フォーラムが開かれ、春闘が事実上スタートした。賃上げの勢いを維持できるかやデフレからの完全脱却に繋げられるかが焦点。中国を訪問中の十倉雅和会長は、ビデオメッセージを寄せた。連合の芳野会長は、賃金の伸びが物価上昇においついておらず、地方・中小企業まで賃上げの流れを波及させる必要があるとして、去年を上回る5%以上の賃上げを求める方針を説明することにしている。