2024年9月15日放送 20:45 - 20:55 NHK総合

ニュース

出演者
高井正智 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
東日本中心 大雨の見込み 土砂災害に厳重警戒

前線の影響で東日本では非常に激しい雨や激しい雨が降っているところがある。午後7時までの1時間に栃木県が宇都宮市に設置した雨量計で62ミリの非常に激しい雨を観測したほか、富山県黒部市の雨量計で46ミリの激しい雨を観測。栃木県と茨城県の一部には土砂災害警戒情報が発表されている。東日本を中心にあす明け方にかけて大雨となるところがある見込みで、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の増水に警戒が必要。

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上越(新潟)土砂災害警戒情報宇都宮(栃木)茨城県黒部市(山形)
“65歳以上”過去最多 働く高齢者も最多に

あすは敬老の日。65歳以上の高齢者は推計で3625万人、総人口に占める割合は29.3%で過去最高。総務省が行った労働力調査で働く高齢者の数は去年、914万人と過去最多を更新した。高齢者の就業率は25.2%でこのうち65歳から69歳の就業率は52%と半数を超えている。総務省は労働市場の人手不足などにより高齢者が活躍する場は増えていて、働く高齢者が増える傾向は続くと見ているとしている。

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敬老の日総務省
太平洋戦争の激戦地 ペリリュー島で慰霊式典

太平洋の島国パラオのペリリュー島では1944年9月15日に米国軍が上陸し、旧日本軍との間で激しい戦闘が始まった。戦闘は2か月以上にも及び、日本は1万人以上いた兵士のほとんどが命を落とし、米国側も1500人以上の兵士が死亡し、激戦地の1つとされている。戦闘から80年となったきょう、現地で式典が行われ、パラオ大統領や日米の政府関係者、両国の遺族などが参加した。島内には戦争の記憶を後世に残すための博物館もオープンし、当時使われた武器や銃弾が貫通した日本兵の水筒、日本兵が家族に宛てた手紙などが展示されている。ペリリュー島では死亡した兵士の遺骨収集が昭和27年度から行われているが、今もおよそ2400人分の遺骨が島に残されている。ことし5月、米国軍によって日本兵の遺骨が埋葬された集団埋葬地とみられる場所から2柱分にあたる遺骨が初めて見つかった。日本戦没者遺骨収集推進協会は今後の調査で遺骨がさらに見つかれば収集作業を本格化させることにしている。

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パラオペリリュー島太平洋戦争日本戦没者遺骨収集推進協会

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