- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
衆議院で与党が過半数を割り込む中、自民公明両党と国民民主党は政策ごとに協議を進めることにしていて午前中、自民党の小野寺政務調査会長と国民民主党の浜口政務調査会長が会談し政策協議を始めた。この中では政府が今月中にも決定する新たな経済対策を巡り、国民民主党がいわゆる“年収103万円の壁”を見直し所得税の基礎控除などを178万円に引き上げることや、ガソリン代や電気代、ガス代などの引き下げ、それに能登半島の復旧復興に向けた支援策などを求めたものと見られる。午後には公明党と国民民主党の政務調査会長が会談し、経済対策を巡り協議することにしている。また衆議院の各会派の代表者による協議会が開かれ、特別国会が召集される来週11日に総理大臣指名選挙を行うとともに、衆議院選挙の結果を踏まえ17ある常任委員長のうち予算委員長を含む7つを野党側に配分することなどを確認した。当初、野党への配分は8つだったが、その後、与野党の調整で最終的に7つとすることになった。
地方創生の実現に向けて政府が設置した本部の初会合が開かれた。「新しい地方経済生活環境創生本部」の初会合で石破総理大臣は“地方創生は内閣の最重要課題だ”としたうえで「地方と都市が結びつくことによって、都市部の人たちにとっても仕事、学び、余暇を含めた暮らし、人生の選択の幅が広がることになる」と述べた。そのうえで産業界、官公庁、学生を含む教育機関、金融機関、労働組合、それに報道機関からなる有識者会議を立ち上げ、“地域の声を聴きながら年末までに基本的な考え方を取りまとめる”と説明した。また来年度、令和7年度予算案で地方創生の交付金の倍増を目指すとともに“新たな経済対策で農林水産業や観光業の付加価値を高める取り組みなどを支援し交付金を前倒し”で措置する考えを示した。そして“閣僚や有識者には各地の現場をできるだけ訪ねていただきたい。私も先頭に立って地方創生を一丸となって実現したい”と強調した。
米国大統領選挙で勝利したトランプ氏は、政権の要となる大統領首席補佐官に、みずからの陣営の選挙対策本部長を務めた女性を起用すると発表した。女性が首席補佐官に起用されるのは初めてで、早速人事に着手した。大統領首席補佐官への起用が発表されたスーザンワイルズ氏。トランプ氏の陣営で選挙対策本部長を務め、裏方に徹してきた人物と言われている。首席補佐官はホワイトハウスで政府内の調整や大統領のスケジュール管理などを担う政権の要で、女性が起用されるのは初めて。トランプ氏は声明で選挙戦でのワイルズ氏の貢献をたたえ“タフで頭がよく革新的な人物で広く尊敬されている。米国を再び偉大にするために働いてくれるだろう”としている。
日本相撲協会はきょう、九州場所の初日と2日目の取組を発表したが、照ノ富士の取組は組まれず休場となった。照ノ富士は7月の名古屋場所で10回目の優勝を果たしたが、9月の秋場所は糖尿病と両ひざのけがで初日から休場した。その後、九州場所に向けて基礎運動を行うなどしてきたが調整のペースは上がっていなかった。師匠の伊勢ヶ濱親方は「糖尿病もまだ完治していないし腰もひざも悪い。まずは体を治すことが先決だ」と休場の理由を説明した。照ノ富士が休場するのは2場所連続23回目で、九州場所は初日から横綱不在となる。
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦NHK杯はきょうから3日間、東京都内で行われる。注目の1人、鍵山優真は北京オリンピックの男子シングルの銀メダリスト。大会連覇を狙う。女子の注目は北京大会銅メダルの坂本花織。世界選手権は3連覇中。
エンディングの挨拶。