- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュは今日がピークで、各地の駅や空港は混雑している。各地の駅には午前中、旅行かばんを持った家族連れなどが続々と。JR各社によると、新幹線の上りは午前11時までの時点で、全席指定席で運転している東海道新幹線は、朝の時間帯を除いてほぼ満席になったとのこと。午後は東海道新幹線や東北新幹線などで、上りの指定席がほぼ満席だという。また国内の空の便も、今日がUターンラッシュのピーク。全日空や日本航空によると、各地から羽田や大阪に向かう便が終日、ほぼ満席となっているとの事。高速道路は午前11時半現在、名神高速道路や東名高速道路などで渋滞が発生している。午後も東京などに向かう上り線を中心に混雑が見込まれている。最新の情報に注意。
日本製鉄は一昨年12月、USスチールを買収することで両社で合意した。その後、米国政府のCFIUS(対米外国投資委員会)が安全保障上のリスクに関する審査を進めてきたが全会一致に至らず、買収を認めるかどうかの判断を委ねられたバイデン大統領は3日、国家安全保障上の懸念を理由に買収計画に対する禁止命令を出したことを明らかにした。日本企業による米国企業の買収が大統領の命令で阻止されるのはこれが初めてで、同盟国の企業同士が同意していた買収計画が阻止される異例の事態となった。これに対し、日本製鉄とUSスチールは共同声明を発表し、「決定はバイデン大統領の政治的な思惑のためになされたものであり、米国の憲法上の適正手続きや対米外国投資委員会を規律する法令に明らかに違反している。日本製鉄とUSスチールは、法的権利を守るためにあらゆる措置を追求する」としている。関係者によると、日本製鉄は米国政府を相手取って裁判所に訴えを起こす方針を固めたとのこと。会社としては引き続き買収を目指す考えだが、その実現は極めて厳しい状況となる。買収が実現しなければ、日本製鉄はUSスチールに対して5億6500万ドル(約890億円)の違約金を支払わなければならない可能性があるほか、安定的な需要が見込める米国市場での戦略の見直しを迫られることになる。
気象庁によると、冬型の気圧配置と強い寒気の影響で北日本〜西日本にかけて日本海側の山沿いを中心に雪が降っている。午前11時の積雪は青森県の八甲田山系の酸ヶ湯で3m97cmと平年の2倍を超えているほか、山形県の大蔵村肘折で1m64cm、青森県の弘前市では1月の積雪として、観測史上最大となる1m14cmとなっている。Uターンラッシュが本格化していることから、交通への影響には十分注意。今日日中は寒気の流れ込みは弱まる見通しだが、積雪が多い地域では電線や樹木などへの着雪による停電、雪崩にも注意。また雪下ろしの事故が後を絶たない。複数で行うなど安全に十分注意して行うこと。
AI人工知能を巡る開発が加速する中、米国のIT大手・マイクロソフトは今年6月末までに開発に必要なデータセンターの構築に日本円で12兆5000億円余りの巨額の投資を行うことを発表した。これはマイクロソフトのブラッドスミス社長が3日、自社の公式ブログで明らかにしたもの。それによると、会社は今年6月末までの1年間にAIの開発に必要なデータセンターの構築に800億ドル(12兆5000億円余り)の投資を行うとしていてこのうちの半分以上は米国で投資するとしている。またブログでは、トランプ次期大統領の就任を前にAIに関する政策提言もしていて、「最も優先すべき公共政策は民間部門が追い風を受けて前進し続けられるようにすることだ」と述べ、競争力を高めるためにも強引な規制によって民間部門を減速させるべきではないとの考えを示した。AIへの投資を巡っては、GoogleやAmazonも世界中でデータセンターの建設を進めるなど、開発が加速している。