- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像が流れた。
バチカンで新教皇を決める選挙・コンクラーベは8日午後に行われた4回目の投票で新教皇が決定した。第267代の教皇に選ばれたのはアメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿で”レオ14世”と名乗ることが発表された。アメリカ出身の教皇は初となる。真ローマ教皇・レオ14世となるプレボスト氏は長年ペルーで活動し”フランシスコ前教皇からの信頼が厚かった”とされ貧しい人々や移民に寄り添ってきたという。
アメリカのトランプ大統領は関税措置をめぐる交渉でイギリスと合意したと発表した。今回の合意ではアメリカの農家・畜産農家などにとって50億ドル分の新たな輸出機械の創出につながる他、アメリカの輸出品に対するイギリスの税関手続きが簡素化されるなどとしている。またトランプ政権がアメリカに輸入される自動車に25%の追加関税を科す中”イギリスで生産された自動車の輸入について年間10万台まで関税10%に引き下げる”としている。さらに鉄鋼製品・アルミニウムは関税は0%に引き下げるとのこと。これとは別にアメリカがほかの多くの品目に一律で10%関税を課している措置についてはイギリスに対しても維持される。トランプ政権は日本を含む各国などと関税引き下げを交渉材料に貿易赤字の削減に向けた取り組みなどを求める交渉を進めているが、今回の合意が初めてのケースとなる。武藤経済産業相は”日米交渉の参考になるか合意内容を精査”していく考えを示した。赤澤経済再生相は「可能な限り早期に合意し首脳間で発表できるよう目指す」などと話した。
前線の影響で九州や四国で雨が降っていて、午前11時すぎには長崎県が五島に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測した。西日本では低気圧の影響で風も強まり、午前11時までの3時間での最大瞬間風速は愛媛県伊方町で25.1メートルなどとなっている。前線はあすにかけ西・東日本を通過するため、雨の範囲も次第に東へ広がる見込みとなる。西日本ではあすにかけて局地的に雷が伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る他、東日本の太平洋側でもあすは1時間に30ミリ以上激しい雨が降るおそれがあり雨雲が予想以上に発達したりして警報級の大雨となる可能性がある。
派閥の政治資金問題をめぐり、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し立憲民主党は旧安倍派の幹部だった下村元政調会長の参考人招致を重ねて求めたのに対し自民党は反対の姿勢を示し引き続き協議することになった。一方、会談では石破首相がパーティー券収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあるなどと週刊誌が報じたことについても意見を交わし、笠氏が”石破首相が政論審で弁明すべき”だとしたのに対し、坂本氏は”報道に基づく情報だけで弁明の必要はない”などし折り合いはしなかった。
米穀安定供給確保支援機構は全国180の生産者や卸売業者などにコメの価格や需給の見方などを毎月調査している。きょう公表された3か月の結果で価格の見通しを示す指数は59で、前回より4ポイント上昇した。調査した団体は”備蓄米の放出が始まり価格が下がる見方はあるものの、去年に続き夏にかけて品薄になることへの不安がいくぶん強まったのではないか”としている。政府の備蓄米放出後もコメ価格高騰が続いていることについて、江藤農相は「改善すべき余地が多分にある」などと話した。一方”備蓄米を売り渡した集荷業者から原則1年以内に同じ量を買い戻す条件の緩和を検討しているか”問われたのに対し、江藤農相は”コメの価格が高い段階で市場から吸い上げることはあり得ない”などと述べていた。
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エンディングの挨拶をした。