- 出演者
- 江原啓一郎
オープニング映像。
アメリカ・アラスカ州で米ロ首脳会談が行われた。首脳会談は日本時間午前4時半ごろに行われた。当初1対1の会談は3対3に変更され、会談は2時間半に及んだ。日本時間午前8時前に両者で記者会見が行わた。プーチン大統領はウクライナ情勢について、終わらせることに関心があると話した一方、危機の根本原因がすべて取り除かれロシアの懸念が考慮される必要があると述べた。トランプ大統領は、いくつかの重要な点で完全な合意には至っていないが一定の進展はあったと述べた。この会談で2回目の会談実現へ一致か注目も会見で触れられなかった。日本時間9時過ぎにそれぞれが会場を後にした。ウクライナのゼレンスキー大統領は会談結果をうけ16日に欧州各国の首脳たちと協議したい考え。日本の政府関係者は、前進はあったとする一方で合意はないとしてかなり抽象的内容の会見で、ロシア側もこれまでのスタンスを繰り返し具体的に大きな進展があったか読み取れず、今後の行方を注視したいと述べた。
首脳会談の様子は、トランプ大統領はプーチン大統領に対して高待遇を行っていた。会談後の記者会見でも、重要だとする点で合意に至っていないと認めつつ、たどり着く可能性は高いと会談は失敗ではないとアピールした。ウクライナとの次の会談に向けた明確な道筋にも言及はしていない。トランプ大統領はこれからも停戦に向けて意欲をもって取り組んでいくかが問われている。プーチンだ大統領は注目されていた会見にもかかわらず、従来の主張を繰り返した。プーチン大統領にとっては自身が有利な形で停戦をするための時間稼ぎをしたいと考えており、一定の成果を得たとも言える。
渡辺公介氏の見解は、今回の会談での進展は無かったと指摘。更に3者会談も具体的発表は無かった。プーチン大統領は侵攻により国際社会から孤立していたが、トランプ大統領の厚遇から世界の重要な問題はロシア抜きでは決められないという印象をつけたと考えている。アメリカのワシントン・ポストは会談はプーチン大統領の存在感を高めただけと評価。ウクライナ情勢については、今後3者会談が行われるかがポイント。トランプ大統領は停戦に向け進展がみられない場合はロシアに追加制裁をする構えを示し、ロシアの石油の購入を続ける中国やインドに関税措置をとる姿勢を示した。現在はこの措置は必要ないとしているが、ロシアが停戦に応じず3者会談も不調に終わった場合はこの措置に踏み切るかが注目されている。
本日も各地で猛暑が続いている。午前11時までの気温は唐津で35.2度。津和野町で35.0度となった。二中の最高気温は日田で39度、久留米や山口などで38度となっている。水分をこまめにとるなど熱中症対策を呼びかけた。一方西日本と東日本では大気が不安定になり、激しい雨の恐れがある。低い土地の浸水等に注意が必要。
夏の全国高校野球は、高川学園と日大三が対戦した。1回表で高川学園が先制、日大三は1回ウラで5点を獲得する。結果は9対4で日大三が勝利。ベスト8に進出した。
エンディング映像。