- 出演者
- 角谷直也
日本将棋連盟の本部がある将棋会館は老朽化のため、先月JR千駄ヶ谷駅近くの新しいビルに移転した。新しい将棋会館での初めてイベントして45の国と地域のアマチュア棋士による国際将棋トーナメントがきのうから始まり、きょうはトーナメントで優勝した中国の許諾さんが藤井聡太七冠と記念の対局を行った。対局は藤井七冠が「角」を持たない状態で始める角落ちで行われたが、許諾さんが対局開始後40分に81手までで投了し、藤井七冠が勝利した。
パリオリンピックでメダルを獲得した柔道の角田夏実とスポーツクライミングの安楽宙斗の凱旋パレードが地元の千葉・八千代市で行われた。角田夏実と安楽宙斗はいずれも八千代市出身で、角田夏実は柔道・女子48キロ級で金メダル、混合団体で銀メダルを獲得。安楽宙斗はスポーツクライミング・男子ボルダー&リードで銀メダルを獲得した。続いて祝賀会が行われ、2人に市民栄誉賞などが贈られた。
アニメーション作品の新たな担い手を増やそうと、アニメの描き方などを問う初めての技能検定が行われた。アニメーション作品の現場では人手が不足していて、全国のアニメーターらで作る団体が人材を増やすきっかけにしようと“アニメータースキル検定”を初めて開催した。検定は全国6か所で行われ、約350人が挑んだ。会場では原画をなぞって正確に絵を描く問題が出題され、それぞれが顔のパーツなどを細かく描写していた。
きょうから始まった秋の全国火災予防運動に合わせて、消防の仕事や防災について親子で学ぶ催しが千葉・四街道市で開かれた。この催しは四街道市消防本部が開いたもので、会場の市立中央小学校には消防車や水陸両用車など合わせて10台の乗り物が展示され、様々な体験イベントが行われた。このうち放水体験では子どもたちがホースを握り、的を目掛けて放水。また、ロープを使った救助体験では長さ8mほどのロープの上を消防隊員に支えてもらいながらバランスよく進む体験をしていた。この催しはあすも行われる。
去年亡くなった作家の森村誠一さんの企画展が創作活動の拠点があった東京・町田市で開かれている。森村誠一さんは「人間の証明」をはじめとする「証明三部作」など、社会派のミステリー作品を数多く世に出した作家で、去年90歳で亡くなった。町田市の市民文学館で没後1年に合わせて開かれている企画展では原稿や創作活動で使っていた愛用のペンなど、約200点を展示。「証明三部作」のコーナーでは直筆原稿のほか、作品の創作ノートも展示されてる。企画展は来月22日まで開かれている。