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オープニング映像。
今年1月に静岡市内のホテルで行われたのはくふうハヤテベンチャーズ静岡の入団発表会見。ドラフト指名を目指す26人と12球団への移籍を目指す元NPB選手7人。静岡の球場でチーム作りの第一歩として行われたのは球団独自のトライアウト。100人の選手が参加し首脳陣から高評価をうけて入団を決めたのは早川太貴。昨年まで早川は地元の北海道で公務員として働き、社会人のクラブチームに所属した。早朝や仕事終わりの限られた時間で練習をしてきた。野球一本でやりたいという思いが強く、プロも目指せるのかと思った時に仕事以外の時間だけで練習したりトレーニングをやるだけならもっとやりたいことがあってもできないのがもどかしいという。本気でプロを目指すために早川は公務員を辞職しくふうハヤテの入団を決めた。しして戦力外からの12球団の復帰を目指す選手も。その中に強い覚悟を持つ選手が。
くふうハヤテベンチャーズ静岡では移籍や復帰を目指すプロ野球経験者たち選手たちが所属。元DeNAの池谷蒼大は高校3年の春に、地元静岡高校のエースだった。高校卒豪語は社会人野球のヤマハで中継ぎをしたがそして2020年にはDeNAにドラフト5位で入団した。オープン戦で好投し開幕1軍入りをしたが定着することはできず、昨シーズンに戦力外通告に。1月下旬から始まったキャンプで、同じ二軍でも12球団とは練習環境は大きく異なる。スタッフは必要最小限で、練習の準備や片付けは全て選手が行う。この日掃除をしていたのは藤岡好明。キャンプ中合宿では食事が提供されるがそのおかずの個数も決まっている。また食事の後には皿洗いを自分で行う。ユニフォームの洗濯も自分でする。室内場や専用のトレーニング施設もないために一般にも解放される地元の施設でトレーニングを行う。12球団を比べれば恵まれた環境とは言えないが池谷は、寧ろこの環境が野球に対する思いがあがったという。
3月15日にはウエスタン・リーグ開幕戦では12球団の関係者が見守る中での試合が行われた。くふうハヤテの選手にとっては年間120試合がトライアウト。先発を任されたのは早川。しかしこの日は5回7失点で結果を残すことはできなかった。二度目の登板となった阪神戦は早川が覚醒。初勝利を手にした。仲間の意見を参考に成長できたという。そしてドラフト会議で夢を叶えることができた。
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元DeNAの池谷蒼大はNPB復帰を目指していたが12球団のオファーは届かなかった。また西濱勇星はシーズン後にヤクルトと育成契約を結んだ。池谷はくふうハヤテとの契約を更新し、もう一年12球団の復帰を目指す。
番組はTVerで配信。
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