- 出演者
- 大竹まこと ビートたけし 阿川佐和子 若新雄純 東国原英夫 トラウデン直美
電動キックボードは手軽さと便利さから人気になっている。今月から道路交通法が改正され、電動キックボードに乗るのに16歳以上の運転免許が不要になり、最高速度6km/hであれば一部歩道での走行も可能となった。一方で去年9月に東名高速道路で電動キックボードに乗っている人が発見されるなど、警察庁によると電動キックボードによる道路交通法違反容疑での検挙は2021年9月から今年1月にかけて全国で2000円以上あった。今回の法改正により電動キックボードの区分は新設された特定小型原動機付自転車となり、ヘルメット着用は努力義務、制限速度は20km/hに引き上げられた。電動自転車ポートを全国3500か所以上に設置しているLuupは悪質な違反者に対してアカウント凍結などを実施し、交通ルールの周知も徹底するとのこと。ドイツ・イタリアなどでは免許不要で年齢制限ありの法律を作られているが、フランス・パリでは交通ルールを守らない運転が問題となり住民投票の結果、投票率8%で89%がシェアリングサービスに反対し、サービスが8月末に廃止となった。
外国人観光客殺到 新宿観光案内所に密着。御用聞きが語る高齢者社会の問題などラインナップが表示され、タイトルロゴが流れた。
警察庁は電動キックボードの規制緩和の理由について、大きさや速さで区切ると自転車と同じという原理があり最高時速20km制限にすることで免許が不要となったと説明している。また歩道を走る際には電動車椅子と同程度の時速6kmに制限することや危害を加える鋭利部分が少ないことが挙げられている。トラウデンさんは、自転車などの通行区分を都市部に増やして欲しいなどと話し、阿川さんは増やすのは難しいなどと返した。若新さんは田舎と都市部でルールを別に作れないか質問し東国原さんは、「外国人と日本人が乗れるようにする線引が難しい」などと返した。若新さんはキックボードのメリットについて、「人間がケガをすることを考えなければ最高。安くて小さくて充電も素早くできる」などと語った。
外国人による爆買いが復活していて、質屋の組合主催のイベント会場では中古のブランド品を買い漁る外国人の姿が多くみられた。イベント3日間の売上は合計5億4000万円にもなったという。この様に外国人観光客が激増していて5月の来日街客数は約190万人といわれている。新宿観光案内所では1日に約400人が相談に訪れるそうで外国人観光客は約8割とのこと。外国人観光客から寄せられる相談は土産物売り場や観光スポットの相談、道案内がほとんどを占める。今回、外国人観光客が殺到する新宿観光案内所に密着する。
観光案内所に訪れたフランス人から愛する猫のおもちゃを探してという依頼に対し、池袋のサンシャインに行けばグッズがたくさんあることを案内した。話を聞いたところ、東京には飼い猫と観光に来たという。次にオーストラリア人からラクトースフリーの牛乳は日本にないか尋ねられた。体質上普通の牛乳だとお腹を下すそうで、近くのスーパーに問い合わせて80%カットの商品があることが分かり、スーパーで困らないようにメモも手渡して案内した。次にオーストラリア人から心霊ツアーがないかという問い合わせがあった。スタッフで探して男性が希望する心霊ツアーを提案した。話を聞くと変わり者が好きで他の観光案内所でも聞いたが無いと言われたといい満足していた。次にイタリア人から無くしたカバンを探して欲しいという依頼があった。5年前から日本で暮らしているそうだが、コインロッカーの料金を払い忘れたという。スタッフが管理会社に問い合わせて、管理会社が見回りの際に鍵がかかっていないのを見つけて保管していたという。カバンの中身は中世の鎧で日本で中世ヨーロッパの剣術を学べる道場の生徒だそうで、カバンが見つかって感謝していた。
若新さんは今は安くてきれいで親切で外国人観光客にとってはいい環境だが、観光業は値上げして日本人が大変だと話した。東国原さんは観光客が東京に集中しているので地方に分散させるのが大事でオーバーツーリズムの解消を目指す必要があるなどと話した。
人口の約303%が高齢者の日本。内閣府の調査によると、健康上の問題による日常生活への影響があると感じている高齢者が一定数いると判明。そんな中、100円で家事を代行してくれるサービスが話題になっている。その名も株式会社「御用聞き」。この日の依頼は足が悪くなったという男性の買い物代行サービス。さらに家具の移動に電球交換など。
今話題の家事代行サービス「御用聞き」。この日の依頼は足が悪くなったという男性の買い物代行サービス。御用聞きのサービスの1つが5分100円~と掛かった時間で金額で価格が変わる家事代行。依頼されるのは買い物以外にも電球交換・ゴミ出し・瓶のフタ開けなど。人に頼むほどではない些細な事を引き受ける。さらに重い家具の移動など5分300円~の便利屋さんというサービスも。この他に粗大ゴミ運搬やPCサポートなど依頼は多岐にわたる。買い物弱者の高齢者を救いたいとの志で買い物代行サービスの会社を起ち上げた古市さん。しかし、利用者が集まらず倒産寸前に。そこで事業撤退のため登録者にお詫びして回っていた時「上の物を取ってくれない」「電球交換してくれない」などと頼まれて些細な手伝いから始めてみようと思ったそう。そして現在では関東を中心に約500人のボランティアが登録し、愛知・大阪と全国にエリアを拡大。また、時間制の家事代行サービス以外に力を入れているのが「楽しい見守り」。ひとり暮らしの高齢者宅で30分間話し相手になるサービス。遠くで暮らす親族からの依頼や地域包括支援センターからの紹介で来訪。安否確認の来訪だと恐縮してしまう高齢者に話し相手となり楽しい時間を共有することで自然に見守りができるという。30分間の見守りサービスの中で一緒にゲームでレクリエーションすることも。現在は自治体や企業などと連携し高齢者へのお手伝いサービスを様々な形に発展させようとしている。一方で利用者となる高齢者の心理に不安を感じることもあるという。
「御用聞き」の古市代表は「買物難民の方が沢山いると思い込んで始めたが、実際は買い物に出るのがリハビリなんだとか、私達は生活のささくれと言っているが、ちょっとしたことは多様にあるということに気付いた時に利用者が増えていった」と話した。
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コロナ禍の環境変化でふさぎ込む高齢者が増えているという。外にでると危ないということになり筋肉量が減り身体の元気が失われた。さらに、挨拶などといったちょっとした話しもなくなり、心の元気も失われたという。若新雄純は「この前、おばあちゃんに話を聞いたら、ここまで長生きして、思ったよりいいものではなったと言った。ただ生きて時間が過ぎていくみたいな感じが長生きかって、おばあちゃんが沈んでいた」などと話した。
超高齢化社会で政府が進めるべき対策について、古市盛久は「民間が推進する福祉。福祉は身近にあるもので行政だ、誰がではなく、みんなで楽しく考える視点の変化が必要だと思う」などと話した。
たけしは「俺はもう仕事半分くらい減らしているけどもっと減らそうかなと思ったり。丁度潮時だとは思う」などと話した。
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2023年6月25日(12:00)