- 出演者
- タモリ 野口葵衣
タモリらは東京・世田谷を訪れた。「サザエさん」の作者・長谷川町子が暮らしていたことから、「サザエさん」ゆかりの町として知られている。今回の旅のお題は「なぜ人は世田谷に住みたくなる?」。世田谷は東京23区人口ランキングでダントツ1位となっている。
オープニング映像。
- キーワード
- 世田谷(東京)
タモリらは東京・世田谷を訪れた。住宅地・世田谷のはじまりの場所は桜新町。郊外を宅地開発し、新町住宅地として大正2年から分譲開始した。開発のきっかけは玉川電気鉄道。玉川電気鉄道 玉川線は明治40年に渋谷から玉川(現在の二子玉川)間が開通。昭和44年に廃止されている。
タモリらは東京・世田谷を訪れた。かつて、世田谷には世田谷城という城があった。室町時代に築城されたと考えられ、今でもその一部が公園として残っている。タモリらは模型を手がかりに世田谷城の痕跡を探した。
タモリらは東京・世田谷を訪れた。豪徳寺にはたくさんの招き猫が祀られていて、その数15721体。豪徳寺の招き猫の由来となったのは寺の飼い猫・たま。たまが福を招いたことから招き猫として祀るようになったという。滋賀県彦根市のご当地キャラクターのひこにゃんは豪徳寺の猫がモチーフになっている。井伊直弼で有名な彦根藩の井伊家。井伊家が治める彦根藩の領地として江戸の近くに与えられたのが世田谷の村々だった。
タモリらは東京・世田谷を訪れた。毎年12月と1月に開かれるボロ市。骨董品や日用品などが売られ、約700もの露店が軒を連ねる。このボロ市こそが世田谷の豊かな暮らしを物語るもの。ボロ市はもともと楽市だった。楽市とは商売にかかる税を免除する政策のこと。世田谷は関東で最も早く開催が認められていた。
タモリらは東京・世田谷を訪れた。明治時代に入り、世田谷は現在のような住宅地になる大きな転換期を迎える。そのきっかけになったのが鉄道。都心と郊外を結ぶ路線が相次いで開通し、沿線にできた住宅地にたくさんの人が移り住んできた。
エンディング映像。
次回予告が流れた。
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2023年11月30日(23:50)