- 出演者
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オープニング映像。
それぞれ挫折を経験している4人がVR空間に集まった。コイン探しというミッション達成を目指し、協力することで親睦を深めるはずが、シンジさんは孤立してしまう。ただ、宇宙工学者に憧憬を持っていたが、実力が伴わずに挫折したという経験を3人に明かした。理学療法士のそうさんは持ち歩く荷物は少ないと心配になるといい、「そういう生き方を変えたい」が葛藤も抱いている。マーさんは弁護士を目指していたが断念し、行政書士になったものの仕事にあまり喜びを見いだせないという。シンジさんは段ボールで作った彼女を披露。サークルの劇で作ったものだが、愛着が湧いて捨てられないという。3人には理解されないと思っていたが、思った以上に興味を持ってくれ、安堵していた。
そうさん(42)は安く食べ物を手に入れたいという思いから、賞味期限の切れたパンを万引きした。また、人一倍仕事に奮闘し、結果を出して満足感、達成感を得ることを至上としていたが、うつ病を患う。仕事量を調整してくれた一方、仕事では満足を得られることが難しく、万引きに手を染めた。検挙され、クレプトマニアの治療のために入院。被害の弁済をしたが、半分近くは受け取ってくれなかったという。
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- クレプトマニア
マーさん(37)はギャンブル依存症と告白した。パチンコに熱中し、負けが込んだら消費者金融で借金した。借金のことは隠したまま結婚し、子どもを授かる。大家に渡す家賃もギャンブルに費やしたこともあり、情けなさから自殺を試みるも未遂に終わった。真相を知った奥さんは自助グループへ連れていき、マーさんは体験談を共有している。また、独学で行政書士の資格を取得した。
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- ギャンブル依存症
リバさん(22)は高専で楽しい日々を送るも、家の借金が原因で中退を余儀なくされた。バイトの傍ら、開発したゲームを公開していると、ゲーム会社からスカウトされる。だが、学歴に対するコンプレックスは拭えず、「お金と時間があれば、専門学校に通いたい」と話す。
シンジさん(24)は100を超える会社に応募を出すも、連敗中と明かした。最初の挫折は中学受験で、今は就活塾に通う資金を出してくれる親に感謝しつつも複雑な思いを抱いていた。周囲が続々と就職するなか、シンジさんは「気を許して話すような友達とか、知り合いとかってもういないです」と語った。
シンジさんは就活によりお金をかければいい会社に就職できるという期待、理想の自分とのギャップなどに懊悩していた。クレプトマニアに悩んでいたそうさん、ギャンブル依存症だったマーさんは周囲に相談などできず、否定されたらどうしようといった恐怖心も働いていたという。リバさんは学歴以上にコンプレックスを抱いているのは青春を送れなかったことだといい、シンジさんは大学院から行ってみることを提案した。そんなシンジさんは小学校受験を経験し、周囲にできる人が多く、「その人と同じになる、それ以上になれねば」と自らに言い聞かせ、いい企業に就職することで成就できると考えている。3人からの助言を受け、シンジさんは「自分に対するハードルを下げ、小さい企業にも目を向け、就職してキャリアを重ねる」、「みんなが思う成功を狙うのではなく、自分にとっての成功を掴むことが一番のミッションだと思いました」と語った。
エンディング映像。
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