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オープニング映像。
Dコンとは全国高等専門学校ディープラーニングコンテストの略で、ディープラーニングとはAI技術の1つ。
東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス「Technology七福神」が開発したのは詐欺防止AI。既存の電話に取り付けAIが詐欺がどうか判断する。AIは会話の序盤で詐欺と見抜いた。一方、普通の会話をすると詐欺防止AIは反応しない。詐欺がどうか判断する基準は3つあり1つ目はNGワードで判断で、AIに詐欺ワードをリストアップさせそれを検知する機能を組み込んだ。2つ目は会話のスピードで判断で、1秒に発話した文字数に詐欺の特徴が出る。詐欺犯は早く話す傾向にある。1秒間に8.15文字以上でOUTを加算するプログラムを組んだ。3つ目は文章の特長を数値化して類似度で判断で、すべての詐欺文章の特徴を数値化した。AIに過去の詐欺文章や様々な情報を学習させ詐欺の手口を予想させ装置のAIに学習させる。こうすることで既存の手口以外にも対応できる。Dコンでの審査結果は最優秀賞を受賞した。
3人はチャンカワイに呼び出されチャンカワイに指示された場所に向かった。向かったのは千葉県警察本部で警察官に詐欺防止AIの実力を見てもらう。今回はホームページにも乗せていない犯人の音声で実験しAIは詐欺を検知することができた。
大分工業高等専門学校「Sleep-New-World」が開発したのはAIを駆使した枕。6つのエアバッグを搭載し小型ポンプから個別に空気をエアバッグに入れてどんな寝姿勢・場所でも柔軟に枕の高さを変えて快適な睡眠環境を提供できる。頭の位置・顔の向きの変化をAIが感知し枕の高さを調整する。圧力センサーが枕にかかる圧力を検出し適量の空気を送る。クラスメイトに枕の上に寝てもらい最適と感じる高さのデータを学習させ百数十人に協力してもらいAIに学習させ誰が頭を乗せても最適な高さを導き出せるようにした。Dコンでの結果は第3位。
大家志津香は2人を睡眠時の姿勢研究の第一人者の山田さんの施設に案内し開発したAI枕を見せた。山田さんが検証した結果最適な高さの定義が甘い。山田さんによると、15°くらいが最適な首の角度。
エンディング映像。