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徳島インディゴソックスに所属する斎藤佳紳さん。今年が最後と決めており、父として必ずプロ野球選手になると覚悟していた。斎藤佳紳さんはマックス155キロのストレートを武器に、独立リーグで投手ニ冠に輝いた。独立リーグではNPB目指す選手たちが全国に約800人いる。その中で夢をつかんだのはわずか15人。給料もでるが、月に十数万円。試合当日に球場設営も選手が行う。厳しい環境でも、斎藤佳紳さんにとっては野球が全てだったから。妻の覚悟により、プロは家族の夢になった。
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妻とともに夢を追う斎藤佳紳、彼は高校当初近畿大学泉州高校で活躍し、夢はプロ野球選手。大学では天理大学を進学。しかし大学1年生の時に肩を負傷。肩を直すため片道2時間かけて接骨院に通っていたため、授業を受けることができず、監督からは1年間野球させないと告げられ、2023年春に大学を中退した。そこで独立リーグで野球を続けるため徳島へ。プロを目指して再スタートをきった。そこで妻の実佑さんと出会い結婚。去年子宝にも恵まれた。家族への想いを力に、球速150キロ台にもなった。しかし、2024年に指名漏れした。独立リーグの給料だと厳しい事がわかっていたので、野球を辞めることを妻に明けた。しかし妻は野球を辞めるなら別居すると反対した。そして佳紳さんは夢を追いかけるのはラストチャンスと誓った。そして2025年秋、自己催促の155キロをマークした。投手ニ冠を達成し、ドラフト候補に選ばれた。ドラフト会議前日、佳紳さんは緊張していると話した。ライブ中継では、まだ指名はないが仲間とともに指名を待っている状況。
逆立ち歩きで登場したのは札幌日大高校の窪田洋祐。スイングスピードは164キロ。投げてもすごい二刀流。高校日本代表候補にも選ばれている。故郷は由仁町。5人兄妹の3人目として育った。実家がホルモン焼き店とのこと。看板メニューはみそホルモン焼き。これを食べて窪田は大きく育った。初めて野球をしたのはお店の駐車場だった。お店のスタッフに付き合ってもらっていたとのこと。きょう指名されたら由仁町初のプロ野球選手になる。
ドラフト会議前日、窪田は今までにない緊張感があると話した。オリックスに4位で指名された。由仁町からは初とのこと。窪田は「指名されるかわからない状態だったのでほっとした」などと話した。父は「小さい頃から応援してもらってここに来ている。嬉しく思っている」などと話した。
斎藤佳紳は西武から3位で指名された。斎藤は「指名された瞬間は逆に頭が真っ白になった」などと話した。妻は「本人に一番後悔してほしくなかった」などと話した。
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2024年10月24日(16:40)