- 出演者
- 秋山竜次 田中瞳 大江裕 ニシダ(ラランド) サーヤ(ラランド)
現在、日本に在留する外国人は約360万人いる。彼らはそれぞれ、日本での暮らしに様々な悩みや相談事を抱えている。そんな悩みをトータルに解決する相談所。6000年に一人のアジア・スター、ペリー・キー(秋山竜次)をその所長にオファーした。ペリー・キーはオファーを受けつつも、陣内智則のような裏回しの上手な人がいた方が良いと話した。
スタジオに集まった外国人パネラーからの相談にペリー・キーが答えていく形式。まずはスペイン出身のディアナさんから、日本人が鼻をすする音が苦手だという相談。「鼻水は汚いもの。体はそれを出そうとしているのにそれを中に戻すのは汚い」とのこと。日本人には一般的な鼻すすりだが、外国人にとっては不快でマナー違反。ペリー・キーは解決策として「空気を多めに吸って鼻クソにしてしまえ!」と回答した。
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ペリー・キーが番組のタイトルコールをした。微妙な空気となった。
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インドのラジャさんから「ラーメンが上手くすすれない!すすり方を教えて欲しい!」というお悩み。多くの外国人がこの問題に悩んでいるという。一般的に諸外国では音を出して食べる行為はマナー違反。かつて日本では匙状のものを使わずに箸だけで食事を完結していたため、すする行為が身についたと考えられる。ペリー・キーはティッシュやゴムを用いてラジャさんに吸うための訓練を施した。最後に実際にラーメンをすすり、見事成功した。外国人パネリスト10人中10人が納得のパーフェクト大解決となった。
続いて、メキシコ出身のYouTuber(フォロワー数860万人)、ヤミル4Kさんからの質問。ペリー・キーは質問を受ける前に、焼きそばを食べる配信を行ったことはあるかと質問した。ヤミル4Kさんは激辛ペヤングを食べる配信を行い好評だったと答えた。ヤミル4Kさんのお悩みは「大丈夫の意味がたくさんあって難しい」ということ。イラン出身のマンスールさんは板橋で居酒屋を経営しているが、予約の電話での「大丈夫」の意味が分からず困ることがあるという。ペリー・キーはサーヤに各シチュエーションでの言い回しを披露してもらうなどして、色々な「大丈夫」を外国人パネリストたちに教えた。外国人パネリスト10人中6人が納得の中解決となった。
続いてフランス出身のミツギさんからの「日本人とカラオケに行った時、楽しく盛り上がれる歌を知りたい!」という相談。ペリー・キーは、外国人が歌うと盛り上がる曲として厳選した、「いすゞのトラック」(CMソング)と、「EZ DO DANCE」(TRF)を紹介した。さらにとっておきの曲があるという。
ペリー・キーは、とっておきの曲を披露すると話し、堺正章主演のドラマ「西遊記」(1978年)から抜粋した、孫悟空が誕生した背景の説明の語り(芥川隆行によるもの)を完全な暗記で披露した。これらのペリー・キーの回答について、外国人パネリスト10人中7人が納得し、相談は中解決となった。
続いてイタリア出身のフランチェスカさんからの「なんで日本人は毎日髪を洗うの?」というお悩み。イタリア人は髪は1週間に1~3回ほどしか洗わないため、日本では汚いと言われてしまうのだという。毛髪科学を研究するハニエル(企業)によると、日本人は諸外国と比べて髪を洗う頻度が多く、9割が毎日髪を洗っている。花王によると、約90年前は日本人のシャンプーのペースは月に1回ほどだったが、生活文化の変化やテレビCMの影響で毎日洗う習慣が身についていったのだという。ペリー・キーは大江裕にシャンプーCMのあるあるを演じさせるなど遊んだだけで解決策を出さず、この相談に関しては外国人パネリスト10人中0人納得で、解決とはならなかった。
続いてカナダ出身のライアンさんからの「タクシーに乗った時、会話がなくて気まずい。喋りたいけど何を話していいか分からない」というお悩み。ペリー・キーは、「近くの繁華街の話は鉄板」、「乗せたことがある有名人を聞く」というテクニックを検証動画も交えて紹介した。
タクシー運転手さんと盛り上がるテクニックとして、ペリー・キーはさらに「この鼻歌何だっけ?クイズ」と「次に来る車は何色クイズ」を検証動画やスタジオでの実演で紹介した。外国人パネリスト10人中8人納得の大解決となった。
続いてオーストリア出身のヤナさんから「寺と神社の見分け方を知りたい!」というお悩み。ペリー・キーは、寺と神社は音で判別できると話し、鐘の音や、鈴の音など、寺と神社どちらかに関連した音を声マネで披露していった。外国人パネリスト10人中5人納得の中解決となった。
続いてガーナ出身クリスティーナさんからの「日本はお店が狭くて入りづらい」というお悩み。体が大きめで、日本によくある狭い店に入りづらいという。ペリー・キーは狭いけどウマい店として、絶品親子丼を提供する蒲田の「ヤマカ1」を紹介した。さらに、外国人2人が神田の狭ウマい店を訪問するVTRが流れた。
神田にある狭ウマい店「六花界」が紹介された。ぎゅうぎゅう詰めの店内で、焼肉を楽しめるお店。超高級焼肉グループの系列店で、頂点には「クロッサムモリタ」がある。「クロッサムモリタ」は住所も予約方法も公表されていない幻の名店。「クロッサムモリタ」で食事をするためには、六花界の常連になる必要がある。「六花界」や「ヤマカ1」など狭いけどウマい店があることを知り、日本の店が狭いというお悩みについては外国人パネリスト10人中10人納得のパーフェクト大解決となった。
ペリー・キーは総評を述べようとしたが、途中で言葉に詰まってしまった。思ったよりお題が多かったため、疲労困憊のご様子。ニシダは秋葉原の居酒屋バイトへと向かった(後番組への伏線)。最後に、ペリー・キーは改めて、「僕のトータル所長ぶりはどうだったかな?次やる時はもう少しVTR増やして下さい」などと、日本で暮らす外国人にメッセージを送った。
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