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女優MEGUMI、俳優・吉田鋼太郎、映画監督・山口雅俊らが鼎談。3人で同じ仕事をしていたこともあったが、食事などの機会は一度もなかったそう。仕事の後に役者同士で飲み会などを開くことは少なくなったと吉田は語る。3人は映画「おいハンサム!!」で共演。人気ドラマの劇場版で、山口はドラマから監督・脚本・プロデューサーを歴任。吉田とは藤原竜也の縁で知り合ったそう。
オープニング映像。
山口と吉田が出会ったのは、藤原竜也の縁があったから。小劇場でシェイクスピア作品など演じていた吉田を山口は以前から知っていたそうで、その話で意気投合したんだそう。山口は東大→コロンビア大学などの出身。吉田にとっての恩師は演出家の出口典雄や蜷川幸雄など。初めて見た演劇がシェイクスピア作品だったこともあり、その衝撃でこの業界に入ったんだそう。MEGUMIは仕事がなかった時期、演技の先生を複数つけて鍛錬を重ねていたそう。こうして基礎を学んだことが今の仕事でも活きているんだそう。
俳優のほかにプロデューサーとしても活動するMEGUMI。キャスティングから資金調達、ロケハンまで全てに関与し、監督らのやりたいことを支援しているんだそう。資金集めに特に苦労するそう。山口が尊敬するピーター・チャン監督は撮影しながら電話などで資金調達をしていたそうで、山口はこれを標榜しているんだそう。かつて異端児と呼ばれていたのは、トレンディドラマ全盛期の中で流行に逆らうような作品を作ってきたから。社内からの反対はあっても視聴率は良かったんだそう。特に大事にしているのは食事シーンの撮影。
俳優の他に美容家やカフェ経営者などとしても活動するMEGUMI。思い立ったらやっておきたい、という考え方があるそう。美容への興味が湧いたのは、自身の容姿を「劣化」などと評された経験から。それまでは美容に興味がなかったそう。グラビアアイドル時代には大喜利などの仕事も経験。プレッシャーも大きかったんだそう。60代で子供が生まれた吉田。全く想定しておらず自らにビックリしたそう。親としての生き方を聞かれると、「子供に何を言っても無駄」「命令はしない」など語った。MEGUMIは過干渉がゆえ息子と一時険悪に。息子が海外移住したことなどあり、今では適切な距離感に落ち着いたんだそう。
「千鳥の鬼レンチャン」の番組宣伝。
話題はプライベートで大事にしている時間について。食事を作る時間を大切にしているMEGUMI。自分のために食事に手間を掛けることに幸せを感じるそうで、週に2回ほど行っているそう。金銭感覚や地理感覚など世間とギャップを感じることもあるそうで、意識的に気をつけているんだそう。吉田は家事が大好き。細かいところまで気にかけるんだそう。演じてみたい役柄について聞くと、MEGUMIは「変な人」と、吉田は「これといってない」「総理大臣役ではなく総理大臣をやってみたい」などそれぞれ語った。
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