- 出演者
- マツコ・デラックス 喜入友浩
街中に隠されたビル風対策を紹介。クイーンズスクエア横浜は、角を丸くしてビル風対策している。角を丸くすると、剥離流を軽減できる。モード学園スパイラルタワーズは、ビルをねじってビル風対策している。ねじることで、下に直接風が落ちにくくなり、剥離流も緩和される。樹木を置くこともビル風対策の一環。吹きおろしを木で受け止めて弱めてから下に落とす。ビル風研究が発展した理由は、コンピューターによるビル風シミュレーションや、風洞実験によるものだという。
news23の番組宣伝。詩人・谷川俊太郎さんが亡くなった。3年前、番組で語った「平和と戦争」。
- キーワード
- 谷川俊太郎
マツコの知らない世界の番組宣伝。
東京工芸大学 厚木キャンパスには日本でもトップクラスの風洞実験施設があり、約1億円の建設費。色々な実験が可能で、建築したいビルと既存の建物があり奥から風と煙を出してレーザーを当てると剥離流や縮流が見える。新宿の街でのビル風を700分の1の新宿模型で実際に建築前に行う実験を再現した。東京は南風と北風が多い。新宿NSビルが風を受けていて、さらに都庁の方に当てると第一庁舎、第二庁舎が本館に当たらないようになっていた。
東京では夏は南風、冬は北風が吹くが都庁はそれを踏まえたビル風対策がとして南北に長い形に建てられているという。南北に建てるメリットとして横ではビルが風を受ける面積が大きくなりビル風が強くなるため南北に受けることで受け流すという。風を止めればいいというものでもなく街の風が吹かないと排気ガスなどの汚染物質が流されない。香港では2003年に流行したSARSをきっかけに都市の形態を工夫して街の風通しを良くした。
コンピューターシミュレーションや風洞実験を行い風のコントロールを日々研究している立花さんの風をナイスコントロールしたレジェンドビル3選を紹介。個人的に好きだというみなとみらいの横浜ランドマークタワーは湾岸エリアで南風が多いが段々にしてビル風を軽減や層を細くすることでビル風を軽減しているという。また歩道を広く確保してビル風を集まりにくくしているということ。
風をナイスコントロールしたレジェンドビル3選を紹介。東京NEC本社ビルはビル風レジェンドとも呼ばれる。立花さんはいい所として一段受けになっているところと穴を開けて下への影響を少なくしていると解説した。空洞はデッドスペースになるのでなかなかできないことで東京に多い北風南風による吹きおろしを少なくしたということ。