- 出演者
- 菅田将暉
オープニング映像。
菅田将暉の最初の展示室は黎明期。幼少期からデビューのきっかけの仮面ライダーに関するものが展示されていた。菅田将暉は仮面ライダーWのフィリップのベルトを実際に巻き、変身ポーズを披露。田崎竜太監督は通常のライダーだったら菅田将暉1人での主役は難しかった。1年間ひとつの役に打ち込めるのはいい経験だったのではないかと述べた。
その後、2011年に本人プロデュースの写真集を発売。この頃について菅田将暉はキラキラしたものを追うのが正解かと思っていたが違和感を持ち始めていたという。そこで人生を変える作品「共喰い」に出会った。オーディション時、菅田将暉は舞台をやっていて金髪姿で参加。イメージは真逆だったが、「変わりたい」という気持ちは感じた。撮影では悩みながらやっていたが役の感じがうまく出ていたと話した。菅田将暉はこの作品で変わったと実感し、役者としての覚悟を決めたという。
第二の展示室はスターへの階段。様々な作品に出演する中、2016年にはベストドレッサー賞を受賞。ファッションに関しては古着を最初に教えてくれたのは仮面ライダーで共演した桐山漣だという。そんな菅田将暉に革命をもたらした作品が「あゝ、荒野」。岸善幸監督はボクシングシーン以外の普通の芝居の時はテストをしない撮影スタイル。菅田将暉はパンチを受けられる肉体改造トレーニングを行いボクサーの肉体に仕上げた。この作品により責任感が強くなり、どの作品でも「あゝ、荒野」を超えないとと思いながらやっているという。
70年代は松田優作、90年代は浅野忠信、そして2010年代のアイコンは菅田将暉ではないかと映画評論家・森直人は論ずる。個人的に驚いたのは「そこのみにて光輝く」とし、これ以降、菅田将暉に注目せざるを得ない。彼のスター像の持ち味は完全にクリーン。良くも悪くも芸能界の匂いがしない。個人として支持されている。それが本人が意識していないところが重要。金原由佳はあえてアイコンにならないところが面白いと話した。菅田将暉はトレンドにならないことを目標にしているとし、舞台での経験からアイコンとなる生き方は肉体が耐えきれなくなると語った。
第三の展示室は「音楽とラジオ」。アーティストとしても数々のヒット曲を連発しているが、世間の評価は分かれていた。Sundayカミデは音符に当てるよりも表現力重視でパフォーマンスしている。評価が分かれるほど良いライブなのではないかと語る。そして、自分のままでいいと体現していたのがラジオ。当時について放送作家の福田卓也はノリが良くてなんでも喋ってくれるので乱暴に扱いたくなる。みんなの憧れている部分をいじれる、俯瞰で見れる菅田将暉がいてくれたらと語った。菅田将暉は自分というもので自己表現ができる自由な場所が欲しいと思ってラジオと音楽を始めたと話した。
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