2025年9月21日放送 16:45 - 17:15 テレビ東京

不登校生たちの甲子園
〜未来へのストーリー〜

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(オープニング)
オープニング

不登校生が自分の思いを表現するTikTok主催の動画コンテスト「不登校生動画甲子園」を紹介。432作品から、ファイナリスト8名が選ばれた。

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(不登校生たちの甲子園 ~未来へのストーリー~)
14歳が教室の外で描く将来の夢 3DCGに込めた私の選択

福岡県在住のreimaさん(14)は、小学4年生のときに新型コロナでの一斉休校をきっかけに、不登校となった。2023年度までに年間30日以上欠席した不登校の小中学生は34万6482人で、過去最多を更新した。reimaさんはオンラインスクールで授業を受け、自分を表現するため「3DGC」を始めた。去年、「不登校生動画甲子園2024」に参加し、最優秀作品賞を受賞した。自信をつけたreimaさんは、今年も参加するという。

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17歳“やり遂げられない自分”を変えた動画制作 悩みの日々を越えて歩むはじめの一歩

埼玉県のチョコさん(17)は、不登校生が集まるコミュニティサイトで、友達との時間を過ごしている。チョコさんは小学5年生のときに中学受験のために通っていた塾を辞め、次第に学校に行かなくなったという。チョコさんは、何事も最後までやり遂げられないという悩みを持っていたが、コミュニティサイトの先生に動画コンテストを教えられ、動画で自分らしさを表現することができた。ファイナリストに選ばれたチョコさんは、次第に明るくなっていったという。

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不登校経験ジャーナリストが注ぐ情熱 好きを輝かせる夢の動画コンテスト

不登校生がTikTokの動画コンテストに参加することについて“不登校ジャーナリスト”として「不登校生動画甲子園」を企画した石井しこうさんに伺うと「不登校について取材をしていく中でも自分の経験を誰かのためにいかしたいんだというのが多かった。そういう場がなかったので不登校をいかせる舞台を作りたいというのが一番の思いだった。不登校生にとってTikTokは一番遠い世界。すごくキラキラしていて憧れの舞台で、もし「TikTokで不登校の大会があるんだよ」と言われたら新しい聖地・レガシーになると思った。」などと話した。自身も不登校を経験した石井さん。不登校生が自己表現する場を作りたいという思いがTikTokと重なり、不登校生動画甲子園を開催した。

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当事者たちの声が紡ぐ“共感” 未来に残したいリアルメッセージ

そして3回目となる今年から新たな試みが始まった。動画を審査する石井さんら6名に加えて不登校を経験したことがある方やその家族が参加する「特別審査員制度」を導入。過去応募作品の心に響いたポイントを共有し合い、理解を深めながら議論を重ねた。石井さんは「特別審査員を作ったのは当事者たちの思いをより確かな形で社会に伝えるため。当事者たちがいま一番求めているメッセージ、未来に残したいメッセージは何かを決めようと期待している。」などと語った。

「僕もそうだった」人気俳優が贈るエール “好き”を忘れず前向きに未来へ

そんな自分の「好き」を動画で表現する「不登校生動画甲子園」についてモデル・俳優のゆうたろうさんは「無限の可能性がひろがるプロジェクトと思った。こんなに今前向きで不登校生たちが力を合わせていてシンプルにうらやましい。」などと話した。ゆうたろうさんは2016年に芸能界デビュー。中性的な容姿から“ジェンダーレス男子”として注目された。中学で不登校になったゆうたろうさんが自分らしさを見つけたきっかけはSNSだったそうで、「当時からSNSが普及していたので、自分でアカウントを作って服が好きな子とつながって、チャットで話したり、お互い素性がわからないまま自分のプライベートなことを話せたことで気持ちが楽になった。」などと話す。不登校を経験したゆうたろうさんに今回密着した2人の作品を見てもらうと「すごい。中学生とは思えないくらい編集クオリティが高い。最後に『あなたは今どうありたい?』と問いかけてくるのもこの子なりの強さなのかな。どんな想いで今を生きているのか気になる。」などとコメントした。

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それぞれの想いが交差する夢の舞台 不安と緊張の中 伝えたいメッセージ

432本の作品が集まったTikTokが主催する不登校生動画甲子園2025。この大会を通じて願うことを主催者の佐藤陽一さんは「TikTokは年齢を問わず気軽に自分の想いや表現として動画をあげることができる。プラットフォームとして不登校で苦しんでいるみなさんが自分を表現する場としてTikTokを利用していだくことができればと、こういった大会を開催しています」などと話した。チョコさんの作品は優秀賞に選ばれた。

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最優秀作品賞受賞者はひなさん。

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最優秀作品賞
最優秀作品賞「逃げ道」に込めたメッセージ

不登校生動画甲子園、最優秀作品賞は中学3年生のひなさんの作品。不登校の中、ひなさんが見つけたのは「逃げ道」。ひなさんは「逃げ道ってマイナスなイメージなんですけど、やがて楽になっていくから逃げていいよっていうことを伝えたかった」などと述べた。

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不登校生動画甲子園2025最優秀作品賞
動画制作で歩む夢への第一歩 自分だけの道を信じて確かな未来へ

reimaさんはわたげさんによるアンバサダークリエイター賞に輝いた。作品のクオリティーが評価され夢へと近づいた。reimaさんは「今回の動画で伝えたいことは自分で自由に選べるということ。学校に行くのも行かないのもどちらを選んでもいいし、自分で決めて後悔のないように過ごすことだと思う」などと述べた。reimaさんはまたチャレンジしたいという。不登校生動画甲子園を企画した石井さんは「本当に最も伝えたいのはあなたを必要としている場があるということ。不登校していて学校で苦しくて不登校でなくても孤立感んを感じている人。あなたには確かな未来がある。明るい未来は自分の中に答えがあるということは伝えたい」などと述べた。

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わたげアンバサダークリエイター賞不登校生動画甲子園2025優秀賞
(エンディング)
エンディング

不登校で見つけたもの、自分だけの道。あなたにしか描けない未来へのストーリーも必ずあるはず。

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