- 出演者
- 鈴木紗理奈 高橋英樹 川田裕美
オープニング映像。
1995年フランス コルシカ島に夫婦が新婚旅行で訪れた。会計事務所経営の夫マーク(36歳)と女優の妻オーロラ(25歳)は10日間のハネムーンの予定だった。しかし1週間後、2人の乗る車が崖から転落して炎上した。
地元コルシカ警察が現場に到着。妻オーロラによると夕食後、夫マークの運転でホテルに戻っていたところ動物が横切り、急ハンドルで車はコントロールを失った。妻オーロラは車から飛び降りるも、夫マークは車ごと崖から転落したという。警察は崖の下を捜索し、夫マークを発見。しかしマークはすぐに死亡し、妻オーロラは病院へ搬送された。コルシカ警察の見解は「事故の原因は夫マークの運転ミス 事件性はない」。マークの遺体は火葬せず、墓地に埋葬された。
事故から1カ月後、マークの父ピアーズは捜査官エレンに相談。ベルギー警察は父親の訴えを受けて、事故を再検証。エレンはオーロラやマーク周辺の人物に聞き込みを行った。しかし、事件性を示す証拠はなく、マークは事故死との結論が出た。
事故から1年後、保険金殺人の疑惑のある交通事故が起きていたことを発見。1991年、ピーターは結婚したばかりの妻とドライブへ出かけ、途中で無免許の妻ウーラスに運転させた。車はカーブを曲がりきれずに海に転落。ピーターは車から脱出したが、妻は溺死。事故の後、妻に80万ドルの保険金をかけていたことが判明。警察は事故に見せかけた殺人ではないかと疑惑を抱くも、証拠はなにも見つからなかった。このピーターとオーロラには知り合いだった。ピーターは事故で妻を亡くして多額の保険金を入手し、オーロラは同様の車の転落事故で夫を亡くして遺産を相続した。
捜査官はピーターを調査。ピーターの妻ウーラスの姉よると、ピーターはウーラスと1カ月で結婚。結婚後に暴力を振るうようになり、姉はウーラスに警察署に行くように説得。しかし、警察署に行く前日、ウーラスは死亡。ウーラスが事故死した場合、受け取り金額が2倍になる保険金がかけられていた。裁判で、ピーターは有名な弁護士を雇い、執行猶予3年の処分となったという。
エレン捜査官は、オーロラとピーターの知人と会った。知人によると、2人は数年前から保険金詐欺に目をつけて、計画を練っていたという。警察はマークにかけられていた生命保険を確認。生命保険は7件かけられていて、全ての受取人は妻オーロラだった。
警察はマークの遺体に注目。マーク死亡時、事件性はなく検視を受けなかった。そして遺体は火葬されずに墓地に埋葬された。捜査官はマークの遺体を掘り起こして事件の痕跡を探した。結果、マークの死因は頭部の外傷で、何らかの鈍器で殴られてできた傷の可能性が高いと判明。また、コルシカ島の医師が、オーロラの証言には不可解な点があると指摘。仮にオーロラが車から飛び降りたなら必ず足にも怪我をするはずだが、オーロラの足には、かすり傷もなかった。
警察はオーロラ逮捕に向かうも、オーロラは逃亡。警察は2人の写真を公開。また、インターポールに連絡して、国際指名手配をかけた。すると、2人はアメリカ・フロリダ州にいるとの目撃証言が入り、FBIが捜査を開始。2人は社交界に溶け込み、成功者として振る舞っていた。捜査から1週間後、FBIはピーターを逮捕。その後、ピーターの証言からオーロラの潜伏先を特定し、オーロラも逮捕した。
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- フロリダ州(アメリカ)
事件の真相を紹介。マークとオーロラの出会いは2人が仕組んだ罠で、オーロラの狙いは遺産と保険金だった。オーロラはピーターの指示を実行していき、盛大な結婚式を挙げると、作戦通りにフランス コルシカ島に新婚旅行に誘った。事件当日、気分が悪くなったと車から降りたところ、待機していたピーターが雇った殺し屋が現われ、マークの頭部をバットで滅多打ちにして殺害。遺体を車に乗せ、事故で負った怪我を装うため、オーロラも殴った。レンタカーを崖から落として事故を偽装した。なお、主犯ピーターは殺人罪として禁錮20年の判決が下された。オーロラは殺人罪として禁錮15年の判決が下された。
2024年5年アメリカ・ワシントン州で強盗犯たちが車を奪い逃走。警察は追跡。逃走車が一般車両と衝突した後、犯人たちは車を置いて逃走。その後、乗っていた5人全員が逮捕された。
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- ワシントン州(アメリカ)
2022年メキシコで、子供が移動している車から落ちそうになった、バイクドライバーのヘルメットカメラが捉えた映像。
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- メキシコ
2024年7月インドで撮影された、2頭の牛が店舗内に入ってきて大暴れした映像。
車がドアを突き破り国際空港の手荷物受取所に侵入し、空港内を暴走した映像。運転手は彼女との約束に遅刻し、急ぐため空港の中を通り抜けたという。被害総額は約10万ドルという。
タイ・バンコクの空港でバイク男が強行突破した後、斧を振り回すなどした。その後、警備員たちが一斉に飛びかかり男を制圧。男は違法薬物を摂取しており、飛行機を奪えとの神のお告げを受け、犯行に及んだという。
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- バンコク(タイ)
アメリカ・ウィスコンシン州で、スカイダイバーたちが爆発音と衝撃によって、高度約3900mの空へ投げ飛ばされた映像。爆発は別の飛行機が衝突したことが原因で、パイロット含め11人全員が無事生還した。
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- ウィスコンシン州(アメリカ)
中国の上空で、乗客乗員128人が搭乗していた旅客機に緊急事態が発生。コックピットの窓ガラスに亀裂が入った後、割れ、パイロットの体が窓の外へ飛び出た。このあと事件について紹介する。
2018年5月14日、四川航空8633便が高度約1万mを飛んでいた。機長はリュウ・チュワンジエン。副操縦士はシュウ・ルイチェン。補助要員はリアン・ポン。他に128人が搭乗していた。旅客機は重慶江北国際空港を離陸し、ラサ・クンガ国際空港に向かっていた。ラサ・クンガ国際空港は山間部にあり地形も複雑で着陸が難しいため、補助要員のリアンが搭乗していた。旅客機は途中、チベット高原の上を通過し、そこにはヒマラヤ山脈が広がっていた。
旅客機がチベット高原の上空へ接近。その時、コックピットの窓ガラスに亀裂が入り、副操縦士シュウがマニュアルを確認。コックピットの正面の窓ガラスは3層構造で一番内側の窓だけに亀裂が入った。
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- チベット高原
機長は管制官に連絡し、成都双流国際空港への緊急事態を要請。その後、コックピットの窓ガラスが割れ、副操縦士シュウの上半身が窓の外へ押し出された。空気は気圧の高い場所から低い場所へ流れる。一番内側の亀裂が入った窓が割れ、残りの2枚も吹き飛んだため、空気が一気に外へ流れ、副操縦士シュウが押し出されたという。高度1万m上空の酸素量は地上の約1/4。また、副操縦士の足が操縦桿に引っかかり、前に倒れたまま固定され、機体が急降下した。
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- 成都双流国際空港