- 出演者
- 眞鍋かをり 織田信成 高橋茂雄(サバンナ) 鈴木愛理 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
フランスに住む写真講師のヴァンサンさんとギター講師のステファニーさんを日本に招待する。2人は交際11年目の和室が大好きな事実婚カップルという。床には掛け軸などを飾る床が作られ床のある部屋を床の間と呼ぶようになった。豪華な床を背に主人の威厳を示す役割もあり庶民の家の客間にも床を作ることが一般的となり、床のあるスペースを床の間と呼ぶようになった。家の中で元も格が高い部屋に作られるという。
床の間をこよなく愛するヴァンサンさんとステファニーさんが来日した。名古屋城を訪れた。名古屋城本丸御殿は1945年の空襲で消失し江戸時代の図面や記録をもとに復元された。総面積が3100平米で部屋数が30以上。狩野派の傑作の竹林豹虎図も再現されている。権力の象徴である虎の部屋は将軍に会いに来た大名に威圧感を与えたという。
名古屋城本丸御殿の表書院には最高級の木曽檜が使われている。迎える相手の身分により掛け軸の枚数を変えていたという。また、将軍が座る上段の間を紹介した。
床の間は一般家屋では減少傾向にあるが旅館では今でも活躍している。福住楼を訪れた。
北山杉の床柱の発祥は室町時代。北山杉の床柱がどのように作られるか学ぶために京都を訪れた。北山地区は水が豊で京都の市街地よりもやや気温が低いという。2人は北山杉の床柱を作る職人の石川さんに会いに行った。苗を植林してから30年から35年の年月がかかる。北山杉には厳しい条件があり、伐採しても再び生えるので植林が不要となる北山台杉を紹介した。北山杉は植林後7年経った頃から4年ごとに枝打ちを行うという。枝打ちをすると幹が太くならずに上へと伸びる。
石川さんのご自宅は築121年で、日本の家庭料理が大好きだという2人をもてなした。石川さん夫妻はボランティア団体で出会い交際2年で結婚した。また、ヴァンサンさんとステファニーさんは床の間の歌を作曲したという。次の日は木に背割りを入れる作業を行った。木は乾燥する際に中よりも表面のほうが早く縮む。中と外の縮む速度が違うためひび割れが起こり、背割りを入れると中まで乾燥しひび割れの発生を防ぐという。菩薩の滝の砂で丸太を磨き、多い時は1日15本磨き上げるという。
千葉県勝浦市の床の間作りをしている職人さん、相良さんのもとを訪れた。京都の宮大工に弟子入り後に数寄屋建築の名門、中村外ニ工務店で修行した。今回は2人のために床の間を作ってくれることになった。
宮大工の相良さんと釘を使わずに床の間を作る。丸太の曲線にあわせて落とし掛けを削った。丸太に床框の型をとりノミで削り隙間がなくなるまで微調整した。また、総檜の半露天風呂を紹介した。
床の間に必要な最低限の部材が完成し組み立てた。
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床の間が完成した。古民家の廃材などリサイクルの材料だけで仕上げたという。
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フランスで写真を教えているヴァンサンさんさんは渾身の1枚を相良さんにプレゼントした。床の間を通じて様々な出会いと学びがあった日本滞在、帰国を前に2人はまた日本に来たいと話した。
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WBSの番組宣伝。 メガネ店が新たな難民支援。