- 出演者
- 中村七之助[2代目] 中村勘九郎[6代目] 中村鶴松[2代目]
中村勘九郎、中村七之助。歌舞伎界をけん引する2人が壮大なプロジェクトを発表した。今年は2012年に旅立った2人の父・十八世 中村勘三郎の十三回忌。この節目の年に1年をかけ日本各地の劇場で追善公演を行う。その中でも「錦秋歌舞伎特別公演2024」は亡き父も愛した全国の古き良き芝居小屋や各地のホールを巡る旅。この番組は人気歌舞伎俳優の中村勘九郎と中村七之助が日本全国を巡る「錦秋歌舞伎特別公演2024」の魅力に迫る特別番組。
「十八世中村勘三郎 十三回忌追善 錦秋歌舞伎特別公演2024」とは中村勘九郎と中村七之助が毎年全国各地に伺う巡業公演。今年は父・勘三郎の十三回忌ということで、春に続き秋にも11か所を巡る。七之助さんはひらかたパークに行ったところをインスタグラムに載せたところ、ひらかたパークの通信に載ったという。また勘九郎さんは熊野古道は一度行きたいが、機会がないとのこと。巡業恒例のトークコーナーはやることによって、お客様と舞台の距離が近くなるという。今回の公演は歌舞伎を初めて見る方や初心者に楽しんで頂ける公演になっているとのこと。
春に行われた「春暁歌舞伎特別公演2024」のトークコーナーの最新映像を紹介した。昨日福岡に着て脱出ゲームをしたという。愛知でも3回ほど行ったが脱出できなかったそう。トークコーナーの名物といえば、お客様とトークをしながら中村屋がどんな質問にも答えるコーナー。普段からキレイな肌を保つ手入れを聞かれ、勘九郎さんは「サウナ」、七之助さんは「イブキという化粧水が良い」、鶴松さんは「ダーマペン」と答えた。
十八世中村勘三郎 十三回忌追善 中村勘九郎 中村七之助 錦秋歌舞伎特別公演2024。父・勘三郎が愛した各地に残る古き良き芝居小屋をはじめ、全国のホールを訪ね歌舞伎巡業。春暁歌舞伎特別公演では7カ所の芝居小屋を巡り、錦繍歌舞伎特別公演では3カ所の芝居小屋で公演を行う。広島・翁座は「初めて伺うのでワクワクしている」、群馬・ながめ余興場は「客席に床暖房がある小屋はながめ余興場くらい。楽屋のつくりのユニーク、景観がすばらしい」などと勘九郎さんは話した。また芝居小屋で追善公演ができることについて「金毘羅歌舞伎が4月から復活したことがすごく嬉しいですし、この秋に2日間、金丸座に出演できることを嬉しく思う」「全国の芝居小屋をまわることは難しい現実はある、いろいろな方のご協力をいただいたりクラウドファンディングをさせていただいたり、ご協力がなければ地域の方々もウィンウィンにはならないので、できるというのは嬉しいこと」などと話した。歌舞伎を初めて見るお客様へは「かしこまらず生の舞台を楽しむようにみていただければいいなと思いますし、そうして楽しめるような作品をもってまいりますので気軽に足を運んでいただければ嬉しい」「「来てよかった、なんで今まで見なかったんだと思っていただけるような作品にしなければいけない、楽しみにしていただきたい」などと話した。十八世中村勘三郎 十三回忌追善 中村勘九郎 中村七之助 錦秋歌舞伎特別公演2024、10月2日~20日全国11カ所、神戸国際会館10月11日・和歌山県民文化会館10月12日・枚方市総合文化芸術センター10月13日。詳細は「錦秋 カンテレ」で検索!
錦秋特別公演 2024、演目「鶴舞五條橋」で牛若丸を演じる中村鶴松さんが巡業への思いと演目の魅力を語る。巡業公演への思いは「普段ではできない経験を巡業ではさせていただいている。巡業のお陰で踊りなどは少しずつ上達してきているような気もしている」などと話した。演目「鶴舞五條橋」について「主人公は牛若丸だと思う、しっかり務めたい」などと話した。また勘九郎さんはトークコーナーで演目紹介をする。中村屋ゆかりの演目で「これを期に牛若丸時代の有名なエピソードを感じ取ってもらえれば」とのこと。芝居・舞踊・立ち回りといろいろな要素が詰まっていて、曲は十四世 杵屋六左衛門が書き下ろしたもの。十八世中村勘三郎 十三回忌追善 中村勘九郎 中村七之助 錦秋歌舞伎特別公演2024、10月2日~20日全国11カ所、神戸国際会館10月11日・和歌山県民文化会館10月12日・枚方市総合文化芸術センター10月13日。