- 出演者
- 東野幸治 草野仁 雛形あきこ 秋野暢子
大阪の外国人観光客は2024年上半期、643万人と過去最多。外国人が駆け込む病院を紹介。医誠会国際総合病院には様々な国籍の患者が様々な問題を抱えて24時間やってくる。
医誠会国際総合病院は2023年10月開院。救急科は医師・看護師・救命士など60名が在籍し24時間国内外の患者に対応している。アメリカから来た女性は歩き回るうちに左ヒザの古傷が激しく痛み出した。仲川医師は英語も堪能で外国人診療のリーダー。女性はヒザ関節の炎症で痛みを和らげる薬を注射した。
オランダ人夫婦の娘の1歳の乳幼児が運ばれてきた。症状は耳の腫れで、娘はダウン症という。ダウン症は耳の管が狭いため感染症にかかりやすい。診断は軽度の中耳炎だった。
仲川医師の家族は大阪郊外で生活し、病院の徒歩圏内で単身赴任。毎朝5時に起きて弁当を作っているという。35歳の時に一念発起しアメリカに留学した。アラスカやハワイの貧困地区などアメリカで16年間医師を務めた。
60代の中国人女性が搬送されてきた。ショッピングセンターの階段で転落し顔を強打した。直径0.06mmの糸で縫合した。
大阪市内のホテルが宿泊客の診察を要請。患者は英語での会話が不慣れで医療向けの電話通訳サービスを利用。通訳サービスを利用し32か国の言語に対応している。症状は手足の激しいかゆみ。アレルギーの診断が出された。医誠会国際総合病院の23年10月~24年8月の外国人患者数は434人。
4歳のベトナム人男児が車と衝突。目の下とヒザを打撲したという。脳や手足に異常はなく目の下のアザも軽症だった。
外国人観光客ではなく海外から帰国した日本人男性が搬送されてきた。
2024年上半期の訪日外国人は約1800万人と過去最多、在留外国人は約340万人と過去最多という。病院と外国人患者とのトラブルが急増している。成田赤十字病院の浅香医師は海外での診療経験があり英語も堪能。外国人患者の気持ちに寄り添い診察をサポートしている。成田赤十字病院の2023年の外国人患者数は6281人。
2017年には国際診療科が設立された。各診療科からの要請で外国人患者に対応する。医師が通訳するメリットは正確な患者情報と患者の気持ちを汲み取った説明ができること。浅香医師は外国人患者の言語を確認。今回はタガログ語の通訳がいる通訳会社に連絡した。日本の保険や海外旅行保険に未加入だと医療費が高額になる可能性があるという。
糖尿病で足の指が壊死した女性。保険に未加入のため医療費が高額になる可能性がある。趾の皮膚の処置だけにとどめ今後の治療方針を決めることにした。浅香医師は患者の要望を聞く一方で病院の意見も伝えた。女性は骨を削る手術までは必要なく治療費や薬代は約5万円ほどで済んだ。女性は症状が良くなり次第帰国予定。
浅香医師は両親の仕事の関係でケニアで育った。東京大学医学部を卒業し医療体制の整っていない国で外科医として命を救ってきた。
2022年度の外国人の産婦人科受診数は903人。言葉が通じない外国人の出産は病院にとっての難題となっている。ネパール人の女性は高齢出産で赤ちゃんが発育不良という。赤ちゃんの心臓の動きが弱くなってきたため帝王切開の同意書にサインをしてもらう。2090gの元気な男の子が生まれた。
病気に気づいたきっかけ・違和感を徹底調査。「突然左目が動かない」「画面が上下にずれて見える」、これらの症状から見つかった病気は脳梗塞。脳梗塞で目に出る症状は「片方のまぶたが下がる」「視野が欠ける」など。
70代の男性はエスカレーターの前方が重なり詰まって見えた。この症状から見つかったのは加齢黄斑変性。網膜にある黄斑に障害が起き視界の中心が見にくくなる病気。
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- 加齢黄斑変性
10代の女性は左耳だけが痙攣し耳鳴りなどもしていた。これらの症状から見つかったのは突発性難聴。突発性難聴はストレスなどが原因で突然耳が聞こえにくくなる病気。2週間以内に治療を開始すると治癒率66%だが、1か月以上放置すると回復の見込みがないという。
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- コント山口君と竹田君突発性難聴
顔半分に刺すような激痛がした30代の女性。これらの症状から見つかった病気は三叉神経痛。神経が刺激され顔の片側・歯茎・目の周りに激痛が走る。人間が感じる痛みの中で最も痛いという。
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- 三叉神経痛
ものまね芸人おーちゃんを紹介。薬が効かない頭痛が起き枕が当たるだけで痛かったという。これらの症状から見つかったのは脳出血。おーちゃんは脳内の出血量が少なく一命を取り留め後遺症もなかったという。危険な頭痛のポイントは「突然 瞬間的な痛み」「いつもと違う痛み」という。