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最新研究をもとに描くミトコンドリアのはたらきを紹介する。カラダの中ではキネシンなどが動いている。ミトコンドリアは体の中に数百ほどありタンパク質の分子とは桁違いの大きさをほこり、たくさんの分子が運んでいる。
予定より4週間も早く生まれたジョージア・ボーウェンちゃんは心臓の働きが弱くその働きが人工心肺で繋ぎ止められている状態だった。小児科医のシタラム・エマニさんはジョージアちゃんの心臓にミトコンドリアを移植。元気な首の細胞から採取した元気なミトコンドリアを培養して心臓に注射し送り込んだ。移植されたミトコンドリアが弱っていた心臓内のミトコンドリアを治療。ジョージアちゃんは死の淵を脱した。エマニさんは「ミトコンドリアはとても興味深いものです。まだに細胞の発電所といえるでしょう」と語った。
ミトコンドリアの起源とされるのが「アルファプロテオバクテリア」である。25億年前、地球に光合成を行う植物が出現したことで、当時の大気の大半を占めていた二酸化炭素が減少し酸素が爆発的に増加する。そんな中、酸素からエネルギーを生み出す特性を持っていたアルファプロテオバクテリアが別の生物と融合し、新たな進化を初めていった。これは微生物の世界ではよく見られる「内部共生」と呼ばれる現象で、変化する環境を他の生物と融合することで乗り切ろうとしたものだと見られている。こうして生まれたミトコンドリアは人類にとって欠かすことのできない存在となっている。その代表例が細胞分裂だ。ミトコンドリアはエネルギー源となるATPを大量に分泌し、細胞膜を締め上げる作用を持つタンパク質を活性化させ、細胞分裂の元となるエネルギーを供給している。ミトコンドリアは遙かな過去から現在まで、人類の最も重要なパートナーなのだ。
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- アルファプロテオバクテリアミトコンドリア
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2025年9月7日(15:05)
