- 出演者
- 松井ケムリ(令和ロマン) 高比良くるま(令和ロマン) 秋田孝訓
オープニング映像。
この番組は巷にあふれる「どういうつもり?」と疑問を持たれる人たちの知られざる魅力を掘り起こす番組。
今回のどういうつもりか聞きたい人はオーケストラの中にいるシンバル奏者。ブルックナーの「交響曲第7番」が演奏される際には弦楽器やその他の打楽器は演奏しっぱなしなのに対し、シンバルはトータル役1時間の演奏でたった1回音を鳴らしたのみ。圧倒的に出番の少ないシンバル奏者について「失礼かもしれませんが、どういうつもり?」と聞いてみる。
東京フィルハーモニー交響楽団のシンバル奏者・秋田孝訓さんが登場。くるまが失礼を承知で「シンバルってジャーンっていう音なんで誰が叩いても一緒なんじゃないかな?」と質問。秋田さんが「色んな音が出るんで」とスタジオで実際にシンバルを演奏。それまでくるまに「失礼だろ」とつっこんでいたケムリだったが、秋田さんの演奏を聞いて「その…めっちゃ上手い!とかは思わなかったです」と相方以上に失礼な発言。慌ててくるまが「おい!失礼だろ!種類を今やっていただいたんだろ!…でも、あの本当に同じに聴こえちゃいましたすみません」と失礼な発言を重ね平謝りした。秋田さんは怒ることなく、シンバル奏者は曲によってシンバルの当て方やスピードなどを変えて様々な音を叩き分けていると丁寧に説明。ここでプロピアノ奏者の秋田さんの奥様から夫に対してのコメントが。シンバル奏者の夫に不満に思うことは?と質問された奥様はピアニストである自分とあまりにも練習時間が違うと回答。ほとんど練習しているところを見たことがないといい、「どこでしてるんですかね?」と疑問を呈した。これに対して秋田さんは「これまでの技術の貯金で活動してる」と答え、くるまは「練習してねえじゃねーか」とつっこんだ。
令和ロマンがシンバルセンス対決に挑戦。ビゼーの「カルメン 第1幕への前奏曲」に合わせてシンバルを叩く。カルメンのポイントは「2連続で叩く2発目の音を響かせる」「終盤の連打は徐々に強く」「最後はしっかり音を止める」。散々「誰が叩いても一緒では」と失礼な発言を連発していた2人だったが、実際に挑戦してみるとリズムに合わせてシンバルを鳴らすこと自体がおぼつかない結果に。秋田さんは「音すごいケムリさんよかったです」「トータルはくるまさんのほうがよかった」と評価した。
最後にくるまから「シンバル奏者って儲かるの?」の失礼な質問が。秋田さんによるとシンバル奏者は他の楽器の奏者と同じ給料をもらっており、楽団の間で楽器によっての給料の差はないとのこと。くるまから「バイオリンとか弾きっぱなしの人と一緒っちゃ一緒…?」と問われると秋田さんは小声で「すみません…」と謝った。
秋田さんが所属している「東京フィルハーモニー交響楽団」に所属している奏者に「シンバル奏者とギャラが同じなのは納得?」とアンケートを実施。トランペット担当の野田亮さんは「納得しない」派で「トランペットはいつも死ぬ思いで吹いてる。1発シャーンって楽しそうにやってるの見るといやちょっと…って。簡単に音が出ていいなって。トランペットも音が大きいですけどかなり頑張って吹いている」と厳しい意見が。チェロ奏者の長谷川陽子さんは納得派で、「1発の重みは大変なのはわかる」と優しいコメントをしてくれた。アンケートの結果、66人中58人が「納得」と答えた。
- キーワード
- 東京フィルハーモニー交響楽団
最後にシンバル奏者の魅力をくるまが一言で表現。くるまは「シンバル奏者の魅力は最も生で聴いたほうが良い音楽」とコメントした。
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