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2022年のカタールW杯でドイツ相手に決勝ゴールを決めた浅野拓磨は現在、ドイツ1部ボーフムでプレイしている。浅野拓磨は第102回全国高校サッカー選手権大会の応援リーダーに就任した。高校時代に選手権に3大会連続出場し、2年生の時は7得点を上げ得点王となり準優勝に輝いた。浅野は7人兄妹の三男で、高校卒業後にはサンフレッチェ広島に入団し、21歳で初の海外移籍となるドイツリーグに挑戦し、日本代表では中心メンバーとして活躍した。ロシアW杯では開会直前で落選となり、母親の「生きてるだけ幸せ」という言葉に支えられたという。五男の史也さんは兄の拓磨のため4年前から専属料理人となり、食事でサポートしている。浅野は高校生に向け「3年間全力でやるかやらないかで今後の人生が左右される。1日1日を全力で過ごして欲しい」とメッセージを送った。
山梨・韮崎高校出身の中田英寿は選手権では2年生で2ゴールを決め、日本代表でW杯に3度出場し日本人初のセリエA優勝などした。長崎・国見高校の大久保嘉人は小嶺忠敏監督の下心身ともに磨きをかけ、8得点を挙げ得点王となり選手権優勝を成し遂げ、J1最多の通算191ゴールを挙げた。石川・星稜高校の本田圭佑は選手権初戦では岡崎慎司要する滝川第二と対戦し自らのゴールで石川県勢初のベスト4となり、国立競技場での準決勝では敗退してしまった。イタリアのミランでは10番を背負った。星稜は10年後に選手権で初優勝した。鹿児島城西の大迫勇也は選手権で鹿児島城西を初の決勝に導き、4万人超の観客が詰めかけた国立競技場での決勝で史上最多の10得点を挙げたが準優勝に終わった。ロシアW杯ではコロンビア戦で決勝ゴールを決め、今季はJ1で得点王・MVPとなりJ1神戸を初優勝に導いた。茨城・鹿島学園の上田綺世は多彩なゴールを決め日本代表では1年で最もゴールを奪った。
国立をかけた準々決勝第2試合では、今大会3試合無失点で3大会ぶりのベスト8進出を果たし2アシストのキャプテン中村健太率いる東京代表の堀越と、今大会3試合9得点を挙げチーム最多の3ゴールを決めた右近歩武要する初のベスト8の佐賀東が対戦する。