- 出演者
- 川村エミコ(たんぽぽ) いとうあさこ 平祐奈
フレンチ・ブルドッグのゆずくんはサッカーのドリブルと計算が得意。足し算・引き算・掛け算・割り算が理解できるという。
- キーワード
- フレンチ・ブルドッグ
綱渡りをする警察犬ラッキーくんの映像。
- キーワード
- 犬
災害救助犬・夢之丞はこれまで国内外の災害現場に17回出動し2015年には功労動物賞を受賞した。始まりは2010年11月、広島県動物愛護センターにいた保護犬。人に懐かずペットとして譲渡できないと判断し殺処分寸前だった。そんな子犬を救うために立ち上がったピースウィンズ・ジャパンの大西さん。引き取られた子犬は災害救助犬になってほしいというスタッフの夢を込めて夢之丞と名付けられた。しかし1か月経っても人間に触られると震えてしまう。心を開いてくれることを信じてスタッフは常に一緒にいた。1年後、夢之丞に心の変化が見え始めた。自らクレートから出てきて人間に対し歩み寄った。数ヶ月後、ドッグランで他の犬とじゃれ合う夢之丞の姿があった。災害救助の訓練も開始。2014年8月、広島土砂災害に災害救助犬・夢之丞が初出動。
2014年8月、広島土砂災害に災害救助犬・夢之丞が初出動。倒れた家屋の中から行方不明者を発見した。夢之丞は2年前に災害救助犬を引退し現在は施設で静かに暮らしている。
山口・岩国市で育った猟犬ルビちゃん。飼い主・重信さんは約50年の間、代々ビーグルを飼っていた。生後6か月ので山へ入り訓練を受けた。そんなルビちゃんは猟が終わるともらえる食パンが大好物だった。共に暮らし始めて9年の月日が経った2023年7月21日、重信さんは末期の肺がんで緊急入院。7月24日、娘ひろみさんはルビちゃんを広島県の自宅に連れて帰った。しかし家の中に入ろうとせずご飯や水にも手を付けなかった。猟犬として育ったルビちゃんは重信さんから人についていかないよう訓練を受けていた。ルビちゃんが広島に来て5日、庭でリードを離してみたところルビちゃんは壁を飛び越えて脱走。重信さんに会うため広島の家から飛び出した。
おじいちゃんに会うため広島の家を飛び出したルビちゃん。おじいちゃんがいるのは山口県の病院でルビちゃんは居場所を知らない。家族はSNSでルビちゃんの特徴を拡散した。病床のおじいちゃんには黙っていたが猟友会の仲間から話が伝わっていた。警察、保護団体などいなくなった当日に情報を募ったが有力な情報はなし。失踪から4日後、情報が集まり出した。目撃情報の多くは山や森などの近くだった。
おじいちゃんは宣告された余命を越えて生き延びていた。ルビちゃんが家を飛び出してから35日の2023年9月1日、山口県での目撃情報が入った。ひろみさんは山口県のおじいちゃんの自宅に戻ると思ったが、おじいちゃんは広島の家に戻って来ると確信していた。9月9日、広島県の自宅から約1kmの竹林付近で目撃情報が入った。おじいちゃんの言っていた通り訓練で得た能力を発揮し本当に山口から広島へ戻って来ていた。ひろみさんたちは目撃地点にフードと食パン、おじいちゃんのにおいが付いたハンカチを置いてトレイルカメラを仕掛けた。
何を隠そう…ソレが!の番組宣伝。
物産展の女~宮崎編~の番組宣伝。
ルビちゃんがいたと思われる場所に仕掛けたトレイルカメラ。翌日、大好きな食パンを食べるルビちゃんが映っていた。そしておじいちゃんのにおいが付いたハンカチをくわえて持ち去った。さらにカメラを回収する直前、人の気配を感じて逃げるルビちゃんも映っていた。ボランティアが仕掛けた捕獲器にも入らなかった。2023年9月21日、おじいちゃん以外で唯一ルビちゃんが懐いている猟のパートナーに最後の希望を託した。パートナーが笛を吹くとルビちゃんが帰ってきた。ルビちゃんが帰ってきたと聞いたおじいちゃんは喜んでいたが、自分を思い出させてはいけないとルビちゃんと会うことはしなかった。ちゃんと娘たちの家族になってほしいという願いだった。今年6月、おじいちゃんは旅立った。
- キーワード
- 犬