2025年3月11日放送 14:30 - 15:00 NHK総合

午後2時46分 被災地の祈り〜東日本大震災14年〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(午後2時46分 被災地の祈り 東日本大震災 14年)
中継 仙台

まもなく東日本大震災から14年。宮城県仙台市にある震災遺構、仙台市立荒浜小学校。かつて教室だった場所では地震発生から津波の襲来、そして救助されるまでの経過が写真や映像で展示されていて災害への備えについても学べるようになっている。国内だけではなく海外からも多くの人が訪れて津波の威力や脅威を体感している。東日本大震災の死者行方不明者は関連死も含めて全国で2万2228人に上る。

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仙台市立荒浜小学校仙台市(宮城)東日本大震災
中継 福島 双葉町

まもなく東日本大震災から14年。東京電力福島第一原子力発電所が立地する双葉町は原発事故により町に住むすべての人々が避難し震災から11年後に一部で帰還が始まった。今でも町の85%が居住が制限される帰還困難区域に指定されている。伝承館では「長期避難と祭り」と題して民俗芸能の展示が行われている。「前沢の女宝財踊」は双葉町に50年以上前に伝わる踊り。

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前沢女宝財踊り双葉町(福島)帰還困難区域東日本大震災東日本大震災・原子力災害伝承館福島第一原子力発電所
中継 岩手 宮古

まもなく東日本大震災から14年。岩手県宮古市田老地区では181人の方が犠牲になった。明治、昭和とこの地区は度重なる津波の被害に遭ってきた。そのため古くから防潮堤があった。しかし東日本大震災の津波はその巨大な防潮堤の一部を破壊し市街地をのみ込んだ。NPO法人津波太郎では4年前から昭和三陸津波が起こった午前2時半の時刻に合わせて深夜の避難訓練を実施。防潮堤があっても避難する大切さを地域の人々に伝え続けている。さらにそうした思いから一部が壊れてしまったかつての防潮堤の周辺の草刈りなども行っている。昨年、これまでのこうした伝承活動が評価され日本ユネスコのプロジェクト未来遺産に登録された。

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プロジェクト未来遺産日本ユネスコ協会連盟昭和三陸地震東日本大震災津波太郎田老地区(岩手)田老漁港
東北各地で追悼の祈り

まもなく東日本大震災から14年。東北各地では朝から追悼の祈りがささげられてきた。宮城・南三陸町の旧防災対策庁舎では43人が犠牲となった。福島・相馬市磯部地区にある高台にある小学校では全校児童15人が参加して追悼の集いが行われた。三陸鉄道は岩手・大船渡市の一部の区間で運転を見合わせていたが今朝の始発から再開した。三陸鉄道は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けたが復興の象徴として多くの人に親しまれている。今回の山林火災からも復旧を果たした列車に感謝の声が聞かれた。

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三陸鉄道南三陸町防災対策庁舎南三陸町(宮城)大船渡市(岩手)東日本大震災磯部地区(福島)
中継 仙台

震災遺構 仙台市立荒浜小学校から中継。荒浜地区は震災後は災害危険区域に指定され、住民たちは内陸部へと移転した。海岸には追悼の祈りのため多くの人たちが集まっている。海水浴場が去年夏に再オープンし徐々ににぎわいを取り戻している。この地区にかつて住んでいた庄子隆弘さんに話を伺う。深沼海岸での清掃活動を行っており、100年前に途絶えた荒浜磯獅子踊を復活させようと活動を始めている。

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仙台(宮城)東日本大震災深沼海岸荒浜地区(宮城)荒浜磯獅子踊震災遺構仙台市立荒浜小学校
現在の各地の様子
中継 仙台

東日本大震災から14年。震災復興、新たな津波の浸水想定への対策について紹介。現地は人口減少の中で持続可能な復興を行っている。荒浜小学校の1年生だった女性は、再開発が始まった荒浜地区の様子について、嬉しい気持ちと悲しい気持ちの2つがあるとコメント。

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仙台市立荒浜小学校仙台市(宮城)東日本大震災
(エンディング)
エンディング

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