- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像と出演者の挨拶。
「中国 “国境越えた弾圧”疑惑に迫る」などニュースラインナップを伝えた。
ホワイトハウス・カービー大統領補佐官は、北朝鮮に対して“ウクライナでの軍事侵攻に参加すれば「正式な標的」となる”と警告した。ロシアに派遣されているとされる北朝鮮兵士。これまで、確認できないとしてきたアメリカ政府が、23日、その派遣を確認したと明らかにした。合わせて3000人が派遣されたとの見方が出ている。オースティン国防長官は、北朝鮮の兵士がロシアにいる証拠があると述べた。北朝鮮とロシアは、今年6月には包括的戦略パートナーシップ条約に署名。ロシア外務省・ザハロワ報道官は「軍事分野での協力は国際法に違反するものではない」とした。ベラルーシのルカシェンコ大統領は、プーチン大統領は他国に対して前線で戦うように説得することは決してないだろうとした。韓国のユン・ソンニョル大統領はポーランドのドゥダ大統領と会談し、北の活動いかんによってはより柔軟に検討していくと牽制した。
ウクライナ政府は北朝鮮の兵士に投降し、捕虜になるよう呼び掛ける動画を公表した。動画では、朝鮮語で「捕虜になれば温かい食事で待遇する」などとアピールし、“他国で無意味に死ぬ必要はない”と訴えている。リトアニアのランズベルギス外相は、「ことし初めにフランスのマクロン大統領が部隊のウクライナ派遣を示唆したが、北朝鮮はそれを実行する。我々は後手に回っており、マクロン氏の考えを今こそ再検討すべきだ」とSNSに投稿した。米・ターナー委員長は「米国はウクライナに供与した兵器の使用制限を解除すべきだ」などと声明を発表。北朝鮮参戦の場合、韓国はウクライナへの兵器供与の可能性、要因派遣の可能性がある。アメリカでは、軍事侵攻を続けるロシアをイラン・北朝鮮・中国が支援しているとして、この4カ国をアクの枢軸などと呼んで警戒している。ただ、3国ロシア支援は温度差があり1枚岩ではない。習近平国家主席は「戦場を広げない」「戦火を拡大しない」「火に油を注がない」の三原則を堅持する必要があるとした。
中国が国境を越えて弾圧していたのでないかとの疑惑に迫る。
今年5月中国当局の指示を受け秘密活動に関与したと主張する人物が現れ波紋を広げている。関わった活動の中には日本にいた中国人を中国に拉致しようとした計画もあったという。米国に住む風刺漫画家の王立銘さんは生まれは中国だが米国政府系のラジオ局で働き中国の社会や政府を風刺する漫画を発表。しかしその多くは中国では公表できないという。インターネット上で漫画を公表していたが10年前に日本に移住。定職はなく貯金を切り崩して生活していた頃1通のメールが届いた。その人物はカンボジアのヤンと名乗り仕事を依頼してきた。やり取りは続きその後“月4000ドルでクリエイティブコンサルタントにならないか”と打診された。しかし条件があった。日本からカンボジアに行き面接を受ける必要があった。王さんは悩んだ挙句断ったという。その3年後王さんは日本から米国に移住、カンボジアからのオファーのことは忘れていた。しかし今年5月あるニュースで衝撃を受けた。『中国の元スパイがオーストラリアと国外の反体制派を標的とした作戦を告白した』という。エリックと名乗るこの人物、中国での反政府的な活動が見つかり拘束されないかわりにスパイ活動を求められたと語った。さらに中国公安省の元で活動、ヤンと名乗り当時日本にいた王さんをカンボジアに呼び出し中国に拉致しようとしたと主張。こうした活動に嫌気がさしオーストラリアに亡命したという。
スタジオに東京大学大学院・阿古智子教授が登場、今回のニュースに衝撃を受けたという。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、日本で中国政府に批判的な活動などをした中国出身者が圧力をかけられたとする調査結果を公表した。中国外務省・毛寧報道官は「国を越えて弾圧を行うような活動はしたことはない」と主張している。
フランスの「カフェ」「ビストロ」が、国の無形文化遺産に指定された。最盛期には国内に50万軒近くあったといい、その保存が目的。現在は4万軒まで減少。協会の次の目標は、ユネスコ無形文化遺産への登録。
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米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ上空に現れた「世紀の彗星」。彗星が太陽に近づいたことで上昇するように見えたという。
ハリケーンに見舞われたアメリカ。動物保護施設から、145匹の犬猫が飛行機で避難。着陸後、悪天候で機内に足止め。その際、機長は猫に一目惚れ。今では家族の一員なんだそう。
米大統領選では両候補が「チップを非課税にする」と表明。狙いは激戦州のネバダ州。ヒスパニック系有権者が多く、その多くが飲食店従業員であることに起因。チップにかかる税金は月に数百ドルに上っていて、この政策でトランプ支持に回る有権者も多いという。ハリス側は「最低賃金の引き上げ」も公約に掲げてヒスパニックへアピール。
米大統領選。焦点の一つはガソリン価格。中東情勢の悪化などで今後更に高騰する恐れ。投票日までにガソリン価格が高騰すれば、エネルギー価格の引き下げを訴えるトランプよりも、現政権のハリスに不利に働く可能性。
BRICS首脳会議の全体会合がロシア・カザンで開かれ、ロシアが欧米などから制裁を科されていることを念頭に、国際法に反する一方的な経済制裁の撤廃を求めるなどとした内容を盛り込んだ宣言を採択した。中国とインドが、5年ぶりに首脳会談を行った。
海外市場の株価、為替相場を伝えた。
エンディングの挨拶。
「ドキュメント72時間」の番組宣伝。
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