2026年3月29日放送 2:58 - 3:58 TBS

実録ストレージ

出演者
又吉直樹 笛木優子 須田邦裕 山本圭祐 豊田裕大 光島叶倭 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。近年、社会を震撼させた闇バイト事件。実行役の多くはSNSで集められた若者たちで、秘匿性の高いアプリで指示を受けいていたという。特殊詐欺も多くの人が被害に遭っている。特殊詐欺の認知件数は強盗事件の約20倍で、2025年は2万7000件を超え過去最高となった。ごく普通の若者がなぜ犯罪に手を染めたのか?複数の当事者へのインタビューから事件を多角的に捉え、証言だけではわからない犯行の詳細と一部始終をドラマで再現。その真相をアーカイブする。

キーワード
特殊詐欺親家和仁警視庁闇バイト
(実録ストレージ)
今回は⋯

実録ストレージ管理人・又吉直樹が今回紹介するのは、ごく普通の大学生が当事者になってしまったある事件。

又吉が当事者にインタビュー なぜ闇バイトに手を出したのか

又吉直樹が、事件の当事者である陽太さん(仮名)にインタビュー。陽太さんは「最初は、もっとギャンブルがやりたいという気持ちで借金をしてしまった。徐々にその借金の額が膨れ上がり、『この借金を返すためには、ギャンブルをして返すしかない』と思うようになった。逮捕されることよりも、今を乗り越えないとという気持ちの方が強かった。多分、言えば助けてくれたと思うけど、もう言い出すのが怖かったし、自分でなんとかしなきゃってなっていました」と語った。

又吉が当事者にインタビュー 一連の犯行を終えて何を思う

又吉直樹が、事件の当事者である陽太さん(仮名)にインタビュー。犯行を終えた時の気持ちを聞かれ、陽太さんは「これをやればお金が入るって。自分のことしか考えていない感じ。その時は思ったよりも罪悪感はなく、冷静になっていて淡々と犯行をこなしていた」とコメント。また、「ギャンブルを始めてから数年間で、踏みとどまれるタイミングはいくつもあった。でも、そこで踏みとどまらないで突っ走ったから、『いまさら踏みとどまっての仕方ない、最後までいけるところまでいこう』と思ってしまった」と語った。

強盗や暴行への関与を聞かれ、陽太さんは「直接的に人を傷つけることはしたくなかったので、それは避けるようにしました」と答えた。闇バイトの中でも「叩き」と呼ばれる強盗に加担すると、もし被害者が死亡した場合、強盗致死罪に問われる可能性がある。その刑罰は死刑または無期拘禁刑で、日本の刑法の中でも最も思い罪の一つだ。たとえ個人情報が握られ脅されていても、警察専用相談電話「#9110」、または最寄りの警察署へ相談を!警察が保護してくれる。

又吉が当事者にインタビュー 息子が犯罪者に⋯ そと時 母は

又吉直樹が、事件の当事者となった陽太さんの母親・文子さん(仮名)にインタビュー。ATMの明細書と還付請求書を見つけた時の心境を聞かれ、文子さんは「一瞬、頭が真っ白になりました。もしかしたら⋯特殊詐欺なんじゃないかって」とコメント。また、息子が犯罪に加担していると知った時の心境を聞かれ、「普通に生活していたのに、どうしてそんなひどいことをって。自分の子どもが犯罪に手を染めるなんて本当に信じられなかった。間違いだと思いたかった」と語った。文子さんから見た陽太さんは、まじめで何事も一生懸命やる息子だったという。予兆は全く感じなかったそう。

又吉が当事者にインタビュー 息子が逮捕されて家族は⋯

又吉直樹が、事件の当事者となった陽太さんの母親・文子さん(仮名)にインタビュー。陽太さんが逮捕された時の心境について、文子さんは「間違いであってほしいと思いました。その時は本当にあっという間だったので、涙ひとつ出なかった」と語った。その後、被害者の方に弁財金と慰謝料を支払い、示談することができたという。執行猶予付きの判決を受けたのだが、保釈中にもギャンブルがやめられなかった陽太さん。その姿を見てギャンブル依存症を疑い、支援団体に相談に乗ってもらったという。

キーワード
ギャンブル依存症
又吉が当事者にインタビュー 息子を変えたギャンブル依存症

ギャンブル依存症が疑われる人は、全国に約196万人いるといわれている。文子さんが相談をしたギャンブル依存症問題を考える会の代表・田中紀子さんにインタビュー。ギャンブル依存症とは、やめなきゃいけないと分かっているのにやめられない、優先順位が狂って衝動が止められない病気のこと。アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症は、誰もがなりうる身近な病気だという。借金の肩代わりをやめ、「ギャンブルをやめないと、人生が大変なことになる」と本人に自覚させるのが大事。

キーワード
ギャンブル依存症ギャンブル依存症問題を考える会厚生労働省厚生労働省 ホームページ
又吉が当事者にインタビュー 闇から抜け出し得

又吉直樹が、事件の当事者である陽太さん(仮名)にインタビュー。就職をした陽太さんだが、採用が決まるまでは大変だったという。面接の時に自分がギャンブル依存症だと伝えるのか伝えないのかで葛藤し、就職が決まるまで長い時間がかかったそう。「ギャンブル依存症とそれを支える共依存」という関係のため、家族とはなるべく会わないという治療方針をとっているという。陽太さんは「ギャンブルをやめ続けないと幸せにはなれないと思っている。幸せに生活するためにも、ギャンブルは絶対にやってはいけないと心に誓っている」と語った。

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ギャンブル依存症
(エンディング)
エンディング

又吉直樹が、「普通の大学生が、あんなにも簡単に犯罪と繋がってしまえるという怖さを感じた。家族を助けたいという愛情に基づいた行動が、その家族を苦しめてしまうことがある。知識を学ぶことは大切だなと改めて思いました」と語った。

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