- 出演者
- -
1997年に取材開始、密着28年。7男2女一家11人の大家族石田さんチ。そこには家族愛があった。お母ちゃんの千惠子さんは当時43歳。同い年のお父ちゃん晃さんは外資系化粧品会社の営業マンだった。2002年にお母ちゃんが大腸がんと診断されたときはお父ちゃんも子どもたちもみんなで手術の成功を祈った。末っ子の反抗期はじっと我慢で乗り切った。2015年には地元の鬼怒川が決壊。末っ子の七男・隼司くんは当時1歳だったが今は娘2人のパパ。当時4歳だった六男・有志くんは大手外資系メーカーに就職したが、去年自ら退職した。五男の元基くんはシステムエンジニアだがボードゲームのクリエイターでもある。四男の智広くんは地元の製鉄所に務めてはや19年、久々に現場の取材ができた。高校生だった二男の和寛くんは自衛隊入隊後、転勤で各地をめぐった。当時高校生だった長男・孝之くんは一人娘のほのかちゃんが高校受験。この5年ずっと施設にいた千惠子さんの母・みさ子さんが亡くなった。長女・奈緒子さんとの再会も。
去年11月、お父ちゃんの晃さんは生まれ故郷の山形にいた。恒例となった講演会は9度目。今回は特別ゲストも登壇予定。ゲストは取材歴18年目の今井ディレクター。講演会を企画した井上都さんは劇作家・井上ひさしさんの長女。お父ちゃんの講演会は都さん肝いりのイベントでもある。講演会では質問コーナーも。お客さんとの記念撮影もした。影の人気者ががんサバイバーの中林カメラマン。
お母ちゃんにも講演会の話しは多いが、今回は大人気番組から出演オファーが。「踊る!さんま御殿!!」出演で大騒ぎ!
- キーワード
- 明石家さんま踊る!さんま御殿!!
人気番組「踊る!さんま御殿!!」への出演を快諾したお母ちゃん。隼司くんも一緒に日テレに入る。演出の佐々木さんとの打ち合わせではお母ちゃんの話は脱線する。見張り役の隼司くんは呆れていた。お母ちゃんは勝俣州和さんの楽屋にお邪魔してサインをもらった。お父ちゃんと同姓同名のNONSTYLE石田明さんにも挨拶。撮影は最後までお母ちゃんハイテンションだった。
ことしの元旦、お父ちゃんは太平洋の初日の出を拝みにきた。自宅では例年通り一家の新年会がはじまる。二女の芽衣子さんと五男の元基くんなど続々と集まってきた。お年玉が行き交う。孝之くんからお父ちゃんとお母ちゃんにもお年玉。長男の娘・ほのかちゃんは受験を控えている。隼司くん一家もやってきた。
- キーワード
- ひたちなか市(茨城)常総市(茨城)
お父ちゃんとお母ちゃんの円満別居はもう9年に及ぶ。9年前からみさ子おばあちゃんの介護のため別居を開始、現在は認知症が侵攻し養護施設に入所している。家を守るのは千惠子さん一人。
千惠子さんから緊急連絡があった。みさ子ばあちゃんの呼吸が止まったとの連絡だった。ご遺体はすでに斎場、葬儀の打ち合わせが進んでいた。みさ子ばあちゃんがカメラの前に登場したのは25年前。娘の子育てを助けるために何度も家に通ってくれていた。子どもたちはみんなおばあちゃんのお世話になった。2011年、画像診断などの結果、認知症と判明した。病の進行は早く施設で過ごす時間が増えた。おばあちゃんを励まそうと子どもたちが結束する姿があった。子育てが終わったと思ったら今度は介護、それでもめげない千惠子さんだった。
隼司くんも仕事を終えて斎場にやってきた。葬儀の打ち合わせが終わろうとしているとしている。みさ子おばあちゃんは安らかな永眠だったという。家族葬とはいえ費用は88万円あまりになる。告別式は3日後の土曜日、それはみさ子おばあちゃんの誕生日だった。翌朝、かけつけたのは孝之くん夫婦。孝之と洋子さんが家を建てたときにはみさ子さんをもてなせるようにと和室まで用意した。
- キーワード
- 佐藤みさ子
斎場をあとにした孝之くん夫婦は途中で銀行に立ち寄ってからお父ちゃんの家にやってきた。晃さんは自分の預金の管理を長男に任せている。おろしたのは50万円、葬儀費用だった。続いて孝之くんたちはお母ちゃんの暮らす家に。お葬式が終わったらお骨を置くのはここ。祭壇を作る場所が必要だった。大掃除して準備をする。告別式の朝、長女の奈緒子さんがいた。長い間、顔を見せなかった長女が帰ってきた。家に帰ってきたのは約13年ぶり。高校3生の奈緒子さんはいつもちょっと不服そうだった。お母ちゃんは幼い弟たちにかかりっきりで年長組は自分でお弁当を準備していた。奈緒子さんは高校卒業後、全寮制の管理栄養士の専門学校に進学した。不安や寂しさはあった。家を出る朝、学校までお父ちゃんが送ってくれた。別れ際にお父ちゃんはお金を渡した。26年前、成人式の日は元美容師のお父ちゃんとお母ちゃんが腕をふるった。専門学校4年目、目指してきた管理栄養士とは別の道へ進みたいと考えるようになった。卒業後、奈緒子さんは一人暮らしをはじめた。奈緒子さんのよき理解者がみさ子さんだった。奈緒子さんも46歳、パートナーと宮城で暮らしている。一番喜んだのは隼司くんだった。お父ちゃんはさり気なく用意したお香典をお母ちゃんに渡した。そしてあの50万円も渡した。冠婚葬祭は一族再会の場となった。葬儀での千惠子さんの挨拶には万感の想いがこもっていた。家族におくられてみさ子さんは旅立った。
高校受験直前のほのかちゃん、第一志望は県立高校。県立に先立ち、滑り止めの受験が迫っていた。滑り止めの試験が終わるころ、洋子さんが迎えに行く。ほのかちゃんは余裕の表情だった。家に戻ると孝之くんはリモート会議の真っ最中だった。今井ディレクターが試験用紙をチェック。
- キーワード
- 茨城県
滑り止めには無事合格。娘を思う孝之くんが出張帰りに神社にやってきた。本命の県立高校を目指すほのかちゃんの合格祈願をした。昔のお母ちゃんと同じだった。ほのかちゃんはラストスパート。県立高校入試の当日の朝。洋子さんはお弁当を準備する。学校まで孝之くんがおくる。
- キーワード
- 日本橋(東京)
お父ちゃんを直撃。お母ちゃんとは会っていないが、たまにスーパーで鉢合わせをするが声はかけないという。みさ子さんが亡くなって千惠子さんは一人になり、円満別居をする理由がなくなったと直撃してみると、お母ちゃんが戻りたいとなればどうぞと言うが自分から帰ってきてくれとは言わないという。
長男・孝之くんの娘・ほのかちゃんの中学校卒業式。卒業式は合格発表の前日だった。家に帰るとほのかちゃんからパパとママへの手紙が渡された。
長男・孝之くんの娘・ほのかちゃんの県立高校合格発表。
長男・孝之くんの娘・ほのかちゃんの県立高校合格発表。ほのかちゃんは見事合格した。千惠子さんにも報告した。
今年29際になった七男・隼司くんはマイホーム購入という一大決心をした。正式契約のために不動産会社に足を運ぶ。マイホームを構えるのは子育て世帯に人気のエリア。隼司くんは現場仕事を終えると知り合いの会社で夜勤の仕事を手伝っている。麻衣さんが仕事で娘たちと遊べないときはヘトヘトでも娘たちと遊ぶ。マイホームの地鎮祭には両親も呼んだ。
四男の智広くんの暮らしと働きぶりを紹介。出勤前のキッチンで前日の洗い物をし、朝食を食べる。智広くんの職場・伊藤製鐵所に潜入。作業着に着替えて現場へ向かう。智広くんが今受け持っているのは製造現場の要とも言われるクレーンの操作。操作室はビル4階ほどの高さ、溶けた鉄を運ぶカマの移動は危険を伴い熟練者だけが任される仕事。
- キーワード
- 伊藤製鐵所
夏、お母ちゃんに家は売らないと拒否されて以来、お父ちゃんの心境は変化したよう。お父ちゃんが草むしりをすると智広くんと和寛くんを呼んだ。自衛官の二男・和寛くんは家が近所になりよく顔を出すようになった。今はおやじの味方だと話した。
- キーワード
- 常総市(茨城)
子育て真っ最中の28年前、一家11人が肩を寄せ合うようにして暮らしていた。長女・奈緒子さんもいた。奈緒子さんはお母ちゃんに対してまた産む?と聞いたことがあるという。両親に対してモヤモヤしたのがあって家に居着かなくなったのだと話した。テレビの取材は嫌だった、親に売られたぐらいに嫌だったという。13年ぶりに帰省したのは、お世話になった祖母だったのでここで戻らないのはいけないと思った。撮られる覚悟もして戻ってきたと話した。
