- 出演者
- 長野美郷 水内茂幸 谷垣禎一 野田佳彦
オープニング映像。
「日本の政治は酒場で動く」と言われてきた。産経新聞編集長・水内茂幸と長野美郷キャスターが、政治家たちとお酒をともにしながらその素顔を探っていく。やってきたのは、千葉県船橋市にある和食割烹「きくすい」。店主の森さんが作る新鮮な魚料理が自慢の店。地元の食通が訪れるこの店に足繁く通うのは、立憲民主党の野田佳彦代表。野田代表は政界でも屈指の酒豪として知られる存在。日本酒・飛露喜と共に少量多品の先付けを頂いていた。首相在任中の食事については、自由に取るのは難しかったとこぼし官邸で上手く通販を用いたりしていたとのこと。また、総理という仕事は孤独な仕事だと話し、石破首相を思いやるような言葉もこぼしていた。石破首相との関係値についても付き合いが長いと言い、常に対岸にいる存在だったが意見が一致することも多かったと話した。
野田代表の自宅でのお酒事情について、奥様が厳しいと話しつつも自宅でも飲むとのこと。また、野田代表が自民党の中で初めて飲んだのは谷垣禎一元総裁。当時谷垣氏は、先輩として質問することには何でも丁寧に答えてくれたという。2012年の3党合意についても、谷垣氏が自民党総裁だったからこそできたことだと話した。また、長野アナからその発言などを含め「なぜ自民党ではないのか」と問われると、野田代表は「“自民党じゃない党”を選んだから」と話し、自身の考え方を星野仙一氏の野球史になぞらえて話していた。
ここで、新たな料理「鯨刺身」「松茸と鴨挟み焼き」をいただく。ここで、日本酒は花邑を頂いた。野田代表は日本酒が好きだと話し、昔民主党の研修会が新潟の湯沢であったさいに、時間があったので日本酒を沢山楽しんでいたらそのまま研修会に行かなかったとのこと。ここで、野田代表と水内氏の提案で産経新聞カメラマンの酒巻さんも一杯いただき、野田代表に一番印象的だったこととして「安倍氏との党首討論」について話した。また、野田代表は安倍晋三元首相について、“戦闘的だった”と表現する反面“気を使う人”とも話し。
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プロレスが好きだという野田代表。日米観という言葉はプロレスから学んだとのこと。今後の立憲民主党については、格差が広がりすぎたためそれを是正していかないとと話した。国全体の底力を作るためには、もっと中間層を増やしていくことだと話した。
2軒目、2人目のゲストは自民党第24第総裁の谷垣禎一氏。2016年7月、趣味だった自転車での事故で頸髄を損傷、入院生活を経て2017年に政界を引退した。事故の後、電動車椅子での生活となり、自宅をリフォーム。ベランダの先設置した昇降機を使い、リハビリや講演会へと出かけるという。谷垣さんと言えば、自民党が派閥争いに揺れるなかで起きた“加藤の乱”での姿が有名だが、国民の信頼を失った自民党が歴史的大敗を喫した2009年。野党に転落した直後の総裁選で、第24第総裁に就任。バラバラだった党をまとめ上げた立役者。この日は自宅にお邪魔し、お酒をいただく。楽しい宴に美味しい食べ物をと用意してくれたのは、世田谷区に店を構える「すし処 井乃上」。確かな腕を持つ大将が、日本各地から旬のネタを厳選、政財界の大物や有名アーティストに慕われる本格派の寿司店。
政治は夜動くと言われることについて、谷垣さんは「人の話しを聞かないとわからないことがある」とし、酒の席でわかり合えたこともあると話し。その相手として野田代表を上げていた。
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酒の席でわかり合えた相手について、野田代表を上げた谷垣さん。野田代表が最初に当選して初めて酒を酌み交わした相手として谷垣さんを上げていたが、谷垣さんもそれを記憶していた。当時「野党にもこういう男がいるんだ」と感じた谷垣さん。根底に野田代表と通じるものがあったと話した。ある時、富山に行った際に偶然麻生氏もいたことがあり麻生氏から寿司に誘われたことがあると話した。また、自身が総裁時代には様々なアドバイスをもらい、視野の広い人だと感じたとのこと。この収録前夜、小泉進次郎議員が谷垣邸を訪れていた。総裁選へ向けてのアドバイスをもらっていたという。同じく、小林鷹之議員も何度も谷垣邸に足を運んだ1人。谷垣総裁時代に自民党へ入り、今回の総裁選でも谷垣さんのエピソードを話していた。
司法試験に8回挑戦していたという谷垣さん、同期の山口氏と話していた所へ麻生氏がやってきて、同期だと聞くとその年齢差に怪訝そうな顔をされたなどというエピソードも話していた。また、奥様の佳子さんとは司法試験の予備校から一緒だったとのこと。また、亡くなる直前には自分がいなくなったら、何もできないのではないかと心配されていたと話した。
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