- 出演者
- 川島明(麒麟)
舞台は秋葉原「やきとん元気」。出演は、川島のファンであるというマキシマムザ亮君、独自のギャル語録で人気のエルフ荒川など。
今回、約1000項目ある「え」から始まる言葉を紹介。
辞書に載っている「え」から始まる言葉を紹介。使うのは「三省堂国語辞典」「新明解国語辞典」の2つ。「笑壺(えつぼ)にいる」は、「うまくいったという顔つきをして笑う」という意味。ツボは急所・要所などを意味。現代で言う「ドヤ顔」に」近いんだそう。川島いわく、芸人には”逆笑壺”が多いんだそう。オノマトペを研究する小野さんいわく、笑壺には平安系と鎌倉系の2種がある。平安系はみんなで笑い合うこと、鎌倉系は1人でほくそ笑む様子を指すという。
「艶笑(えんしょう)」とは、色っぽいおかしさのあることを指す言葉。時代により「艶やかに笑う」「艶のある笑い」など意味が変化してきた歴史。艶はセクシーを意味することから、当初は「艶やかに笑う」という意味だったのが次第に「色っぽいおかしさ」に。色気を意識した芸を自覚する平子は、川島こそ艶笑芸人だと指摘。新明解では「エンターテイナー」を「俗受けを狙った行動で世間を聳動させる」と定義されている。話題はその反対語について。荒川が挙げた「エゴ」が最も共感を得られた。「えびたい」とは海老で鯛を釣るの略語。僅かな元手で多くの利益を得ることわざだが、そのことわざは新明解に載っていない。切符手形→切符、ボールポイントペン→ボールペンなども同様。岡崎いわく、音楽界にはトラ→エキストラ(代役)などの略語が。
『川島明の辞書で吞むTHEライブ ~有楽町で呑みましょう「か」~』の告知。7月19日、ヒューリックホール東京にて。出演はサーヤ、岡崎体育、佐久間宣行など。
岡崎いわく、音楽界にはW.O.D→ウォールオブデスなどの略語が。大量にいる観客をモーゼの十戒のように分け、合図で真ん中にぶつかり合うもの。ロックバンドなどが多用しているが、岡崎は元いた場所に歩いて戻す「ウォークオブデス」を推奨。マキシマムザ亮君は辞書における無限ループとして、「エンゼル」には「→エンジェル」と、「エンジェルには「→エンゼル」とそれぞれ記載されていることをを指摘。エンゼルとエンジェルは時代で使われ方が変貌。ジャ・ジュ・ジョは本来日本語では使われなかったが、最近では原語に近いジェも使われるように。亮君の姉ナヲは耳かきが大好き。この様子を母親は「お前のは耳かきじゃない オナニーだ」など指摘していたのをよく覚えていたそうで、辞書を引いても分からなかったんだそう。この話を思い出して、無限ループの話を持ち出したんだそう。
エンディング映像。